Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

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苦しみの日々 哀しみの日々

 茨木のり子の詩は素直でわかりやすい。。。と思うのは、まだ読解力が浅いためかもしれない。が、自分が味わうためだけなら深浅などはどうでもいいだろう。

詩集をぱらぱらとめくっていると、「苦しみの日々 哀しみの日々」という詩が目に入ってきた。 この詩の最後の方の「受けとめるしかない」というフレーズが潔い。

    苦しみの日々
    哀しみの日々
    それはひとを少しは深くするだろう
    わずか五ミリぐらいではあろうけれど

    さなかには心臓も凍結
    息をするのさえ難しいほどだが
    なんとか通り抜けたとき はじめて気付く
    あれはみずからを養うに足る時間であったと

    少しずつ 少しずつ深くなってゆけば
    やがては解るようになるだろう
    人の痛みも 柘榴のような傷口も
    わかったとてどうなるものでもないけれど
         (わからないよりはいいだろう)

    苦しみに負けて
    哀しみにひしがれて
    とげとげのサボテンと化してしまうのは
    ごめんである

    受けとめるしかない
    折々の小さな棘や 病(やまい)でさえも
    はしゃぎや 浮かれのなかには
    自己省察の要素は皆無なのだから


 
[ 2016/01/25 18:35 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

木は旅が好き

 暖房の効いた部屋から雨の降る庭へでると、雨に打たれている木の葉が目に入った。

木は雨に打たれて寒くないのかなぁ。。。人間なら傘をさしたりいろいろするが、木は動けない。朝晩の寒暖の中でもじっと動かず、文句の一つも言わずに営みを続けている。

   人間より立派やなぁ、、、とあらぬことを想ったり...

151221雨に打たれて

 ぼんやりといろいろ思っていると、ふと、茨木のり子の「木は旅が好き」という詩を思いだした。

    「木は旅が好き」  
                         茨木のりこ

    木は 
    いつも 
    憶っている
    旅立つ日のことを 
    ひとつところに根をおろし 
    身動きならず立ちながら

    花をひらかせ 虫を誘い 風を誘い 
    結実を急ぎながら 
    そよいでいる 
    どこか遠くへ 
    どこか遠くへ

    ようやく鳥が実を啄(ついば)む 
    野の獣が実を齧(かじ)る
    リュックも旅行鞄もパスポートも要らないのだ
    小鳥のお腹なんか借りて 
    木はある日 ふいに旅立つ ― 空へ
    ちゃっかり船に乗ったのもいる

    ポトンと落ちた種子が
     <いいとろこだな 湖がみえる> 
    しばらくここに滞在しよう
    小さな苗木となって根をおろす 
    元の木がそうであったように
    分身の木もまた夢みはじめる 
    旅立つ日のことを

    幹に手をあてれば 
    痛いほどにわかる
    木がいかに旅好きか
    放浪へのあこがれ
    漂泊のおもいに
    いかに身を捩(よじ)っているのかが 

                    詩集「倚りかからず」より


[ 2015/12/21 13:11 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

ギターアンサンブルY.K.ライブコンサート

12月12日(土)、毎年恒例となっている「ギターアンサンブルY.Kライブコンサート」に参画した。初参加以来、今年で3回目となる。ポピュラーからクラシック、童謡までの全15曲の三部構成で、演奏時間は2時間。わざわざお越しいただいた100名近い観客の方々には感謝します。

釣り仲間のKさんと月光仮面さんが応援に遠路駆けつけてくれ、気合が入る。

「ここはゆっくりと弾くこと」 「調子づいて速く弾かないこと」 「 ピアノやフォルテを弾き分けること」 「歌唱法的に弾くこと」等々、練習では先生が口を酸っぱくして言われていたこともどこへやら、、、頻発するミスを素知らぬ顔して通り過ごし演奏を続けるのでありました。今回は先生の暴走も少しあったりして、いろいろ経験できたコンサートでした。

<ギアーアンサンブルY.Kの演奏風景>
コンサート1

<小生の演奏風景>
コンサート10
※写真は月光仮面さんから提供いただきました。(感謝)
[ 2015/12/13 13:35 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

ふたつよいことさてないものよ

 「ふたつよいことさてないものよ」 これは臨床心理学の河合隼人氏が座右の銘とされていた言葉。人生うまいことばかりは起こらないということで、この言葉は河合さんのいろいろな著書の中でよく登場している。

NHKの朝ドラ「あさが来た」の主題歌の一節

     朝の空を見上げて
     今日という一日が
     笑顔でいられるように
     そっとお願いした

     ときには雨も降って
     涙もあふれるけど
     思い通りにならない日は
     あした頑張ろう
         :

大らかな、静かであたたか応援歌だなぁと思う。

ムカシ、若いころ遠藤周作の「狐狸庵」シリーズを愛読していたが、その中で

     「明日(あした)できることは今日やるな」

という名言(?)が目に飛び込んできたとき、モヤモヤとしていた気が一瞬で吹き飛び、まわりがパッと明るく見え、そうなんだ!となにやらホットした気持ちになったものだった。

     思い通りにならない日は
     あした頑張ろう

このような大らかな心持ちが大事なんだな。

永観堂の庭
[ 2015/11/20 13:33 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

丸くなるとは?

久しぶりのBlogの更新。

最近、少し齢を重ねてきたせいか、「人間が丸くなる」ということはどういうことかとぼんやり思ってみたりする。年を重ねるにつれて一応経験値も増してくるので、いろいろな事態にあっても大局的な見方をするようになり、若いころのように尖った見方はなりを潜めてくる。いいことのようだが、鋭い見方も遠のいてくる。。。ということで、どっちもどっちかな。

泉谷しげるの歌に 「なぜ、こんな時代に」 というのがある。

      なぜこんな時代にがんばれないのか
      なぜこんな時代にがんばらないのか

      口うるさいぜ 見飽きたはげましの言葉は
      今さらお前の口からききたくない
      年をとったかい いつもの顔つきがやさしいぜ
      受けうりのことばなど 横におけよ
      何かをおこる口だけのふりは 見抜かれる
      気づくのがおそいのか早いのか

      なぜこんな時代にがんばれないのか
      なぜこんな時代にがんばらないのか

「年をとったかい いつもの顔つきがやさしいぜ」というフレーズにどきんとくる。齢を重ねると、若い者が必死になって取り組むその努力に往年の自分の行路を重ね、“頑張れよ~!” とエールを送りたくなる心情が顔つきにでてくるのだろうか。


151019.jpg
おきざり草が満開。毎日、目を楽しませてくれる。
 
[ 2015/10/19 11:28 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

無線LANが突然遅くなる!

 ある日、突然インターネットがつながりにくくなった。どういうこと?と無線LAN の速度を調べると、それまで130Mbpsだったのがなんと5.6Mbpsに。ひょとしたらウィルスにやられたかと思い、検査してみたが特に異常なし。ドライバーの動作をチェックすると「正常に動作しています」とのMSG。無線LAN のアダプターを付け替えても症状は一向に変わらない。う~ん、PC本体がおかしくなったのか、、、最悪買い替えなければならないかなぁといろいろ思いは巡る。
 
    ママよとばかり1Wばかりほったらかしておいた。

 今日、ふとその気になって、BUFFALO無線子機に添付のCDーROMを上書きインストール。「ドライバーは最新バージョンがインストールされています」とのMSGがでたのでそれをスキップして他のソフトをインストール完了。これでだめなら仕方がない、と腹をくくって様子を見ると。。。

 Oh!! 130Mbpsに復帰していているではないか。原因は不明だが、ドライバー以外の添付ソフトが何かのはずみでおかしくなっていたのだろう。ヤレヤレ、まだまだ使えそうである。


[ 2015/08/09 18:00 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

時計草

時計草が咲き始めた。
その名のごとく、雌しべが3つに分裂していて時計の長針、短針、秒針のように見え、副花冠が水平に放射状に開いていて時計の文字盤のように見える独特の姿をしている。

顔を近づけるとフルーティーな香りがする。「実」はパッション・フルーツとして食用にされているらしい。

150618時計草_1


雄しべは雌しべのまわりに5本伸びていて、その先に黄色の花粉がギッシリとついているが、正面からは見えない。

150618時計草_2


雄しべは最初花粉のある面を上に向けているが、その後回転して下を向いてしまう。自家受粉を避けているからと言われているが、風雨に流されないようにしているとも受け取れる。いずれにしてもその知恵には吃驚するばかり。。。

150618時計草_3
[ 2015/06/18 18:20 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

ベストセラー

 本屋に行くと相変わらず人生論的な本が目に付くところに並んでいるし,また買われる方も多いのだろう。
今日の京都新聞1面の広告欄に,和田秀樹のベストセラー「感情的にならない本」の宣伝が載っていた。
  ●人の気持ちは変えられないものと割り切る
  ●悪意を感じたときは,受け止めないで聞き流す
  ●人の言葉を深読みすると感情が悪化する
といったような内容が書かれてあるらしい。どれも取り立てて言うほどのこともない。昔から人付き合いの機微として感得されてきたものだが,改めてこのようなことをハウツー的に並べたてること自体に現代の病巣があるのかなと思う。。。

そんな中で,書家であり美術家である篠田桃紅さんの「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」という本は読みごたえがある。さりげなく語られているが,経験と歳の重みに裏打ちされた言葉には含蓄があり,なにより考えるヒントを与えてくれる。 

IMG_バラ
[ 2015/05/16 11:17 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

葉牡丹の花

昨年末鉢植えしていた葉牡丹の茎がここ2週間ばかりの間にスルスルと伸びてきたかと思うと、黄色い花をつけ始めた。

     エッ!葉牡丹に花が咲くの。。。

とびっくりしたが、家人いわく 「いまの時期は葉牡丹の花盛りやで~」とのこと。   花が咲くとは知らなかった。

アブラナの花に似ているなぁと思ってネットで調べると葉牡丹はアブラナ科アブラナ属の多年草。道理でアブラナに似ているわけだ。

IMG_葉ボタン_1 IMG_葉ボタン_2

IMG_葉ボタン_3
[ 2015/04/15 21:47 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

いつでも初舞台

 3月30日の京都新聞夕刊の「現代のことばに」に野村誠氏(※)の「小さな種から森へ」という小文が載っていた。曰く

 『一向に楽想が浮かばない。1小節スケッチしてはボツ。また1小節スケッチしてはボツ。何度も書き始め、振出しに戻る。今度こそ曲が書けないという恐怖。ところが締め切りが迫ると、作曲のエンジンが入り、一気に書き上げる、ということがある。

 どうして最初はかけないのだろう? それは、無意識に「傑作を作りたい」という理想を掲げていたからだ。自分の理想の音楽に程遠い案はすべてボツ。理想が高いのは結構だが、ブレーキになっては仕方がない。』

    -今度こそ曲が書けないという恐怖- うん。。。誰にでもあるのだナァ...と妙に納得(笑い)。 そして続けて

『では、最終的にどうして書けたのだろう? それは、理想を諦めたからだ。傑作じゃなくても、ええじゃないか。駄作で結構。とにかく自分の能力でかける物を作曲しようと諦める。こう思えた途端、些細なアイデアもボツにならずに採用される。すると、粗悪と思った楽想が、譜面上でドンドン展開されて、壮大な楽曲に膨らんでいく。小さな種から小さな芽を出した植物が、成長し、多くの実をつけるように。』

 “諦め”と“駄作で結構” と開き直るところまで追い込まれると、途端に展望が開けるというか、気持ちがスッキリする。

 能力以上のことはできないと分かっていても、それ以上のものを目指したがる。。。しかし、すぐに壁にぶつかり、苦悶する。するとあるとき、パッと自分を知り、今できること以外に何ができるんやと自得する。このようなことの繰り返しで経験値を深めていく ...けいこ不足を幕は待たない 恋はいつで初舞台♪ といったところか。

(※)作曲家、日本センチュリー交響楽団コミュニティープログラム・ディレクター

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[ 2015/04/01 18:19 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

随心院へ観梅に

真言宗善通寺派大本山・ 随心院の梅が盛りということで観梅にいってきた。

薄紅色のことを古くは「はねず」というらしいが、隨心院に伝わる小野小町の伝説を主題とした「はねず踊り」が3月29日に開催されるとのこと。写真は随心院の総門。



後ろに見えるのは高塚山だろうか、雄大な景色の中に小野梅園が拡がっている。
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苔むした梅の枝から年代を感じさせる。。。
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小野梅園には約230本の梅の木が植えられていて、梅の花独特の雰囲気を醸しだしている。参拝者もしきりにカメラのシャッターを切っておられた。メジロでも撮れるかなと期待していたが、残念ながら小鳥の姿は見えず。
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薄紅梅色(「はねずいろ」)した梅が多いことから「はねずの梅」とも呼ばれている。
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[ 2015/03/23 15:13 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

アロエの花

アロエからにょっきり腕のようなものが伸びだし、何かなと思っているとどうやら蕾がつきはじめた。

以来、一月ばかり様子を見ていると花が咲き始めた。

しかし、寒さのせいか、はたまた栄養が十分でないないためか、なかなか花が全開までには至らないようだ。

そこで枯れる前に写真を撮っておくことに。、



アフリカ南部が原産らしいが、そういえばアフリカ原住民の飾りの中にアロエの花に似たようなものをTVで見たような気がする。
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ユリ科だけあって、花はユリに似ている。
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[ 2015/02/14 11:42 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

雑感

 昨日の京都新聞・朝刊に仏紙銃撃テロについての社説がのっていた。 以下は社説に対する雑感。

    『言論へのテロは民主主義への攻撃であり、断じて許されるものではない。』

これは当然の主張。

    『欧米では新聞や映画がイスラム教を冒とくしたとして暴力事件が起きている。イスラム教徒の「信仰への配慮が足りない」との批判に耳を傾ける必要があろう。それでも「表現の自由」を暴力で封じるのは言語道断だ。』

その通り。

    『背景に格差や失業の増大があり、移民を排斥する不寛容な雰囲気が広がっている。』

16世紀から20世紀にかけてフランスは広大な植民地を支配していて、当然それら植民地からの移民も国内に流入してくる。フランスで生まれ育ったイスラム圏からの移民二世、三世らは不当に差別・格差をつけられているという社会の現実。

    『私はあなたの意見には反対だが、あなたがそれを主張する権利を命がけで守る。啓蒙思想家ヴォルテールの言葉とともに伝わる言論の自由についての至言を、こういう時にこそ思い起こしたい。』

もし、“移民の主張を命がけで守る必要がどこにある”。。。というような暗黙の意識が仮に社会の底流にあれば、いくら民主主義云々ときれいごとを言っても収まりがついていかないと思うが...
[ 2015/01/10 10:58 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

大雪

 観測史上4番目の大雪だとか。昨夜も深深と雪が降ったようだ。今朝もあたり一面すっかり雪景色。

さっそく長靴にスパイクを装着して近場を散歩。新雪を踏むしめたときのキュッ、キュッという音が気持ちいい。

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春は桜が爛漫に咲く枝に冬は真っ白な雪花が。
IMG_5233.jpg
[ 2015/01/03 14:52 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

コップ一杯の雪

 2015年元旦、ここ宇治では雪が降る。 昼過ぎ、「雪が降りだしてるなぁ」と家人。エッ!と驚き外を見るとあたり一面はすでに雪景色。夕刻には積雪10cmくらいにまでなっていた。 

 今朝、周りを見渡すとお屋根はすっかり雪の帽子をかぶっている。

 雪は解けて水になる(←あたりまえ)が、はたしてどの程度の水の量になるのかな、、、と、コップ一杯に雪を入れ、電子レンジでチンして水の量を見てみた。

  すると。。。。

コップ一杯の雪が融けると、、、


嵩(かさ)が大体1/4程の水となる。
150102Snow_2.jpg

縦・横・高さ1メートル(1立方メートル)の嵩の雪の重さはどの程度になるか...
    ・1立方メートルは1000リットル
    ・1リットルの水の重さは1Kg
を頭に入れておいて、1立方メートルの雪が融けるとその約1/4の0.25立方メートルの水量になるので、雪の重さとしては
     0.25×1000×1Kg=250Kg
と計算される。ざっと大人の男性4人程度の重さということか。

[ 2015/01/02 12:50 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

KENZOU

Author:KENZOU
こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

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