Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

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   ねがはくは
   花のしたにて春死なん
   そのきさらぎの望月の頃

これは有名な西行法師の句で、寂滅する10年ほど前に詠まれた句らしい。実際に西行はその歌の通り、如月(きさらぎ)の望月の頃に亡くなったので一層この歌が有名になっている。

4月に入ればいたるところで桜が満開。満開に咲き誇る桜を見ていると、自然と西行のこの歌が脳裏に浮かぶ。満開の桜を見ながら、果たして西行はどのような心境でこの歌を詠ったのかなぁ。。。などといろいろ勝手な想像を巡らしていると知らぬ間に時間が過ぎてしまう。

IMG_140405桜_1


 桜の花の散り際の潔さは日本人の心情にフィットするようで、根底に流れる無常観と饗応するのだろうか。

IMG_140405桜_2

 かつての仕事仲間で、釣り仲間でもあり、また飲み仲間でもあった、今は亡きM氏とO氏のことを思い出す。亡くなる最後は見事という感じをうけた。

 M氏の見舞いに行ったとき、まだ元気に病院の廊下を歩いていたが、『Yさん(小生のこと)、もう助からへんわ。』と平然と言う。それからしばらくして見舞いに行くと意識は既に朦朧としていて、奥様が小生が来たことを告げると微かにうなずいていた。その心中を察することはできないが、泰然とした姿は今尚目に焼きついている。

 O氏を見舞いに行ったときは『Yさん、僕はもう助からへんわ。この病気は真綿で首を絞められるように進むにゃネ。まぁ、やり残したことはないし、思い残すことはないわ。最後にYさんが来てくれたからもうこれでさっぱりした。』と普段通りのスタンスで平然という。 その2週間後に奥様から訃報が届いた。

         見事、あっぱれな最期だったとつくづく思う。

     お二人ともあの世で釣り三昧、うまい酒を酌み交わしていることだろう。

         たまにはこの世に遊びに来いと言いたいが。。。

IMG_140405桜_3
[ 2014/04/05 13:46 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
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こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

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