FC2ブログ

Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

書を習いに(8)

="IMG_7258.jpg"
今日書道教室があり,千字文の『暑往秋収冬蔵』の習作を5枚ばかり提出した。

提出した書を鋭い目付きで次々とご覧になり,次の講評を受ける。

 『どれも収筆のコブがありますが,このコブは全体の雰囲気を重くしますね。
 
  筆を抑えるのではなく,軽く浮かして少し逆走させるのです。

  それと「暑」の下の「日」の転折をしっかり書いてください。。。

  この一枚は比較的よくできていますね。「秋」の4画目の収筆や右払いは

  大変結構です。』

少しでも褒められると不思議に自信がつくものである。

課題をクリアーしたのかどうかわからないが,とりあえず先に進みたいので

次の課題

      『閏餘成歲律呂』(ジュンヨセイサイリツリョ)

をいただくことに。

自宅に持ち帰り,早速5,6枚書いてみたが,人の書をそっくり真似て書くというのはホトホト難しい。特長を掴んで

自分なりに書けばストレスも感じずにスムーズに書けるが、それでは身についているクセの修正ができにくいといっ

たところか。。。 いずれにしても未だ基礎訓練期間である。

といったところで,戴いた課題を収筆だんごや転折のメリハリに気を配りながら書いてみた。比較的マシに書けた

一枚(写真左)をスタートラインとして載せておこう。写真右はいただいたお手本。

     また,格闘が始まる。。。。

IMG_7259_20190528175650b86.jpgIMG_7260_20190528175652464.jpg

甲骨文字の「無」の習作は出品料を添えて提出した。

[ 2019/05/28 18:27 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(7)

4月上旬頃,書の先生から

   『中国の長安華厳寺の再興支援写経奉納があり,今年で7回目を迎えますが,みなさんよければ

   奉納していただくと嬉しいです。奉納出品料は3,000円です。写経は正副2枚1組で,般若心経。

   華厳経を希望されていますが,「心」「空」などの一字書も歓迎とのことです。応募締切は7月20日
   
   となっています。』

というお話があり,折角なので奉納しますと返事しておいた。

前回の練習日(5/14)にメンバーの一人が早速般若心経の写経作品を持参されたので,こちらもいよいよその準備をしなくっちゃといろいろ想を錬ってみた。。。

昔,禅寺で般若心経を写経したことがあるが,今更細かい字で般若心経256文字を書くのは全然気がすすまない。

さぁーて,どうしようかなと思い巡らしたが,「無」の一文字を奉納しようと思いたつ。

そこで,早速,楷・行・草の書体を見てみたが,まだまだ表現力が乏しい身の上,ものまね的な書では面白くない。。。と逡巡。

一層のこと漢字のふるさとである甲骨文字の「無」に挑戦してみようという気になった。

昔買っておいた「大三島」という半切の和紙を引っ張りだしてきて1/5程度のサイズに切り分け,筆を変え,墨の濃さを変えながら数十枚ほど書いてみた。気合も尽きかけてきたので書いたものの中から正副選んだ2枚がコレ↓

明日の教室に持参しよう。

甲骨文字の「無」は人が袂に飾りをつけて舞っている形を表している。「無」と「舞」とはなんの関係があるのかなと疑問に思ったが,

   『本来「なし」という意の字はないから「舞(ぶ)」の音を借りて表した』(「字源辞典」角川書店)

とのこと。「無」は「舞」の音を借りたいわゆる仮借文字に当たる。

甲骨文字-無  甲骨文字-無2

亀の甲羅や牛骨に刻された甲骨文字は今から三千年以上も前の中国,「殷(いん)王朝」の時代に生まれ,現在確認できる最古の漢字とされている。

落合淳思「甲骨文字の読み方」(講談社現代新書)などによれば,甲骨文字は,ほんの一部の文字(固有名詞?)を除いて完全に解読されているとのこと。

その字姿が三千年の時空を飛び越えて現在にも脈々と受け継がれていることには改めて驚く。
甲骨文字
前掲した落合氏の本によれば

①の甲骨文字は刀で何かを二つに切り分けている状況を表しているので「分」となる。

②は人が木にもたれかかって休んでいる形であるので「休」となる。

思わず吹き出したのは④の「既」という甲骨文字。③は人が食事しようとする形を表し,食卓に「即(つ)」くということで「即」の漢字となっていくというのはわかる。

問題の④

『顔を食器と反対側に顔(⊂)を向けている形が加わったものは,既に食べ終わったことを表しているので「既」である』

この字体の素直さに思わす大笑いすると同時にますます親しみが増した。。。

[ 2019/05/27 15:23 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

神道無念流・戸山流居合の演武をDVDへ

4月の下旬頃に下城先生から

大日本居合道協会のオーストラリア支部から,前回送った演武DVDが大変わかりやすく好評とのことで,今回また新たに「神道無念流」と「戸山流森永派・山口派」のDVDを送って欲しいという要望がありましてね,またビデオ撮りをお願いしたいと思っているんです。』

とのご相談を受けた。

わかりましたということで,撮影日は5月13日に決まる。

当日は快晴で30度を超える真夏日。お昼の1時過ぎから道場で撮影を開始。
969.jpg
シ~ンと静まり返った道場に先生の静かな息遣いが聞こえる。ときたま近くを走るバイクの音も聞こえたりして。。。

当方はファインダーと睨めっこ。。。

先生の演武を卒なく撮るのに精一杯で,遺憾ながら先生の技を観照する余裕などはない。

今までの撮影経験を活かして演武の進行はスムーズに進み,撮影は恙無く終了。

当日の演武内容は次の通り。

  ●神道無念流統合十二剣 表 (長崎県大村藩 齋藤歓之助伝授) 12本
  ●戸山流森永派・本居合 8本
  ●戸山流山口派・初伝 8本
  ●戸山流山口派・奥居合 10本

次の仕事は自宅に帰っての編集作業。

Movie MakerやDVD Flickなどの編集ソフトの使い方も少しは慣れてきたようで,前回よりもミスが少なく作業が進行し,2日間足らずで編集を終えることができた。早速,試作版(Prototype)をDVDへ焼き付ける。

次回5月16日の稽古日にPrototypeのDVDを先生にお渡し,仕上がりの確認をいただく予定。

[ 2019/05/15 13:08 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(6)

前回の書道教室(4/23)でいただいたお手本-天空には綺羅星のごとく星が一面に煌き,寒さが来れば-といった意味の

           『辰宿列張寒来』(しんしゅくれっちょう かんき)

を半紙に約120枚ほど書いて練習し,その中から5枚ほど選んで昨日の教室へ持参。

開口一番
        「まぁ,墨の色がキタナイですね。これは看板の色ですよ。」

とのお言葉に対し

        「エッ? ただ黒いということですか」

と聞き返したが,腹の中ではさすがと!感心した。

いまの段階では墨色云々より筆使いに慣れるのが大事と思い,墨を擦ったり硯を洗う手間を省くために安い墨汁を使うことにしたのだが,確かに墨の発色はただ黒いだけで味わいはない。そこを鋭く突かれた訳で,真剣に見られているなぁ~と感激。

さて,課題の 『辰宿列張寒来』はいろいろ細かい点でのダメ出しがあり,もう少し練習してくださいとのこと。

エッ!また次の教室までこの練習か。。。と一瞬うんざり気分が沈んだが,ままよと気を取り直し5,6枚練習したところで時間がきた。

スッと先生が横に来られていま書いたものをご覧になり

         「あっ,ずいぶん良くなりましたわね。これを清書にしましょう。」

と相成った。人間の気分というのは現金なもので,途端に気持ちは爽やかに。。。

ということで次の課題

       『暑往秋収冬蔵』(しょおうしゅうしゅうとうぞう)
       (寒さが来れば-暑さは去り,実りの秋は収穫し冬はこれを貯蔵する)

をいただく。


※清書とお手本

[ 2019/05/15 09:26 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

野に咲く一輪の花

近場を散歩していると道端にニョッキリと背を高くして目をなごませてくれる花がいたるところに咲いている。近寄って眺めると雌しべ,雄しべが大変面白い形をしていて,天然の造形というのは大したものやなぁ~と思いながらいろいろ想像をふくらませたり。。。

書を練習するにも一輪の飾りがあれば,墨と紙の白黒の世界の雰囲気も少し変わるかと思い一輪摘み取り持って帰った。




ところでこの花の名は? ということで手元にある「花色図鑑」で調べてみると「アイスランドポピー」であることがわかった。花弁は紙をもんだような独特のシワ。大きい雌しべの柱頭のまわりに多数の雄しべが密集。

IMG_7239.jpg


雌しべの柱頭の中心から9本の筋が伸びているが,この筋の交差角はすべて360度÷9=40度と規則正しく,乱れはない。

アイスランドポピーは花が咲く時には真上を向くという性質があるので,重力の影響が均等になり筋も均等角度で規則正しくつくのかな。。。などと想像をふくらませるのも面白い。

IMG_7242.jpg


早速,机に一輪飾って課題の千字文を練習してみた。一輪の花でも雰囲気は華やぐ感じ。

          Thank's Iceland poppy!

IMG_7247.jpg

[ 2019/05/07 11:47 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

筆架自作

以前から持っていた筆に加え,書道教室に行くことになって新たに購入した筆も加わり,筆の数が結構増えてきた。

先般,孫を連れて帰省した長女が小生の筆の数を見て

    『沢山もってるなぁ~,そんなに沢山いらんのとちがう。2,3本で十分と思うけど』

とのたまう。確かにそうなのだが(汗;)腕のことはさておき,ついつい欲しくなってしまうクセはいかんともしがたく,あれよあれよという間に羊毛,鼬(いたち),山馬などの筆が新たに15本ほど増える。とりあえず今のところこれ以上の購入欲は小康状態にあるので一段落といったところか。。。

さて,筆の本数が増えてくると市販の筆架(12本吊り下げ可)だけでは間に合わない。さりとて高いお金を出して新たに購入するのも面白くない。ということでDIY・自作することにした。板切れとL字ネジ釘などの材料費は〆て1000円程度と安上がり。これで16本の筆を吊り下げられる。

筆にはそれぞれ個性があるようで,書き味がそれぞれ微妙に違う。また,同じ筆でも墨を含ませる量で変わるし,時間の経過による墨の濃さでも変わる。当然,紙の材質によっても変わる。

いろいろな条件に気を配りながら書の練習に励んでいる昨今である。

筆架自作  筆架自作_1

[ 2019/05/02 20:58 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

KENZOU

Author:KENZOU
こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

FC2カウンター
カレンダー
04 | 2019/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -