Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。
月別アーカイブ  [ 2017年05月 ] 

観見の眼

 つい最近,夕飯がうまいのと温泉があるというのをうたい文句としているホテルへ一泊してきた。夕飯前に温泉にいくと,団体さんと思(おぼ)しき大勢の人が入っていた。さて,湯から上がって着替えようと脱衣場に行くと,剣道の試合でもあったのか歳は50歳前後と見える剣士が2人,剣道袴を床にひろげて丹念に折りたたんでおられる。そんなに広くない脱衣場である。湯上りの人で少し混み合っている状況にあるが,まわりの状況を気にする風でもなく慎重に畳んでおられる。おかげでこちらはなかなか着替えることができない。。。

 剣聖武蔵は五輪書の水の巻の中で

   『観見二ツの事,観の目つよく,見の目よはく,遠き所を近く見,近き所を遠く見ること兵法の事也』 

   『目の玉うごかずして,両わきを見ること肝要也』

と言っている。五輪書は剣を志す者なら必読の書だが,頭で理解しようとするなら嗅い素養が身に着つくだけで、なんの役にも立たない。周りに悪臭を放つだけ。それならむしろ読まない方がよい。常日頃の行動の端々に現れでてこそ剣技も深まるというものだ。

自己の世界に陶酔して,周りの惑迷に気が付かないようなら,いずれ大した剣士ではあるまい。。。

[ 2017/05/18 21:05 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

時間というもの

  『時間というものはない。
       あるのは事象の変化だけ』

なにで読んだのか忘れたが,含蓄のある言葉として印象に残っている。

たしかに時間の経過はわが肌身で感じとることができるが,未だこれが「時間」ですと抓(つま)んで見せられたためしがない。

屁理屈をこねると,「事象の変化がなければ時間は存在しない」 ということになるが,世の中変化がないということ自体がない。森羅万象,存在自体が変化を内蔵しているというか,変化そのモノ自体が存在と言えるのではないだろうか。。。

といったようなことをつらつら考えながらネットサーフィンしていたら,アマゾン奥地にアモンダワ族という小数民族がいて,彼らの文化には「時間」という概念が存在しないという記事を見つけた。何不自由なく暮らしているとのことだ。

時間の概念がないから,過去とか未来といった概念自体もない。したがって“後悔”とか“希望”といった考えもないことだろう。あるのは森羅万象の変化に対峙する自分だけ。。。これは大変主体的な生き方ということになる。まさに,禅でいうところの「即今只今」を地でいっている民族ということになる。 

  まだまだ鍛えんとあかんなぁ ...と,自戒と後悔しきり。

[ 2017/05/14 11:34 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
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こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

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