Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

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アオカビ

 買ってしばらく放っておいたミカンにカビが生えたので、折角だからもっとカビを生育させて顕微鏡で見てやろうと思っていた。今日ふとそのことを思い出し、袋に封入しておいたミカンを見ると、ナントこんもりとアオカビが生育していた。アオカビはコロニー(棲家)を拡げ、自身の生存競争を有利に図っていくために他の菌の成長を抑える物質を放出する。これからペニシリンが発見されたのだが、以前放映されていたTV番組「仁」ではアオカビが盛んに培養されていた。
IMG_111228アオカビ

早速、アオカビの一部を採取し、顕微鏡で覗いてみた。。。期待に反し、視野に入ってくるのは楕円状の粒ばかり。なんだこの粒々は...面白いこともなんともない、だいたいアオカビの生命を感じないなぁとブツブツ独り言。カビ特有の菌糸はどこに行った? 菌糸の絡み具合などを見たかったが、、、と肩透かしを食らった感じ。顕微鏡を半ば諦めつつWikiでアオカビを調べてみると。。。
IMG_111228アオカビ_2

Oh!アオカビの構造は下の図のようになっているのか。どうやら粒々は「分生子」と呼ばれる胞子らしい。この図を見ると、まるで植物が花開いて種子を飛ばすような感じ。。。これは面白い! 菌糸はいわば植物の根にあたる。ということは、ミカンの皮の中に根をはっているのか。アオカビをうまく採取すればこの構造が見られるはず、と再び挑戦。
Penicillium_illust.png

いろいろやったところ、ラッキーにも見つけることができた。種を増やしていこうとする生物の計り知れない力を感じる。
IMG_111228アオカビ_1
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[ 2011/12/28 21:03 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

伏見稲荷大社

 カメラをぶら下げ、久しぶりに伏見稲荷に参拝に行ってきた。今年は稲荷大神ご鎮座1300年を迎える記念の年ということで長かった本殿の修理も完了し、来正月の初詣準備は万全といったところか。
IMG_111223伏見稲荷大社_1

本殿の屋根の下に絢爛な色彩の一対の鳥がいる。これは恐らく鳳凰だろう。嘴は鶏、羽には孔雀に似て五色の紋があり、声は五音を発する。その飛ぶ速さは光より速く瞬間移動もお茶の子さいさいとのこと。
 ところで、右の鳳凰は元気に呼びかけるような声を発しているが、左の鳳凰は疲れてぐったりしているようにも見える。
IMG_111223伏見稲荷大社_2_1

鳳凰というのは『鳳』は雄、『凰』は雌を指すらしい。つまり鳳凰で一対の鳥を意味するということか。とすると右に位置するのは顔付きからして雄の『鳳』だろう。
IMG_111223伏見稲荷大社_3

対して左に位置するのは雌の『凰』か。よく見るとやさしげな、何やら艶(なまめ)かしい表情をしているではないか。目線は双方とも上を見ているようで、果たして何を見ているのだろうか?
IMG_111223伏見稲荷大社_2

お稲荷さんといえば狐が定番。稲荷大神様の従者・お使いとされる。楼門の左右に陣取り、鋭い目つきで参詣者を見ている。。。
IMG_111223伏見稲荷大社_4

桜門の狐の姿に対し、こちらの狐はその姿形が実に艶かしい。ふくよかな体の線からして雌狐だろか?
IMG_111223伏見稲荷大社_5

千本鳥居。願い事が「通る」、「通った」ことの御礼として鳥居(とりい)が奉納され、今ではその数1万基にものぼるらしい。
IMG_111223伏見稲荷大社_6

狐のお札にいろいろな願い事が書かれて奉納されている。狐は稲荷大神のお使いだから、神様に願い事が届けられるように。。。
IMG_111223伏見稲荷大社_7

突然、ケタケタケタッと笑ったような。。。
IMG_111223伏見稲荷大社_8
[ 2011/12/23 20:49 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

4つのなぜ

過日、本屋へ寄った際、小林朋道(著)・新潮選書「動物行動学から見た人間 ヒトはなぜ拍手をするのか」という本を、そのタイトルに魅かれて購入した。まえがきで著者は『人間の日常的な生活の中に見られる「動作」や「行動」「心理」「感情」について頭に浮かぶものをいくつかあげ、進化の仕組みに照らして「なぜそうなるのか」について分かりやすく解説してみようと思う。』と書かれている。動物行動学というのは「4つのなぜ」に答えるべく研究を進める学問とのことで、「4つのなぜ」とは。。。?

一つ目の「なぜ」は「その行動は、どのような刺激によって、体内でどのような変化が起きて発現したのか」
二つ目は「その行動は、個体の生存や繁殖にどのように役に立っているのか」
三つ目は「その行動は、その個体の成長の過程で、どのようにして発達してくるのか」
四つ目は「その行動は、それをまだ行わなかった祖先種の行動がどのように変化して、現在の種で行われるようになったのか」

肩肘張らず気楽に読めて、“ナルホド~”と目から鱗が落ちたり、日常の何気ない仕草に隠された理由が明らかになったりして面白い。人間の先祖であるホモ・サピエンスは今から約25万年前に誕生したが、ヒトの何気ない行動の裏には長い進化的適応の歴史が隠されているなぁ~と改めて感じ入った次第。その長い歴史に比べれば人類の科学の歴史はほんの一瞬で、科学が人間を変えていくにはまだまだ到底力不足といったところか。。。
脳の認識
 右の図を眺めるとその中に円や四角のパターンが浮き出てくるが、よく見ると円や四角のパターンを感じさせる特別な構成は図の中には何もないことに気付く。これは、『われわれの脳が、対象の中に、円や正方形といった規則的な形を抽出し、それを基準にして秩序や構造を見いだそうとする強い“癖”を備えているためなのである。』ということになる。日常的によく経験することだが、事物の変化に対して「因果関係」を感じてしまうのもこのことからきているらしい。もっともそれが当たっているかどうかは別だが。秩序や構造が分かると変化に対する予測も容易になる。自然の厳しい環境の中でホモ・サピエンスが生き延び、進化してこられたのもこのような脳の外界把握・認識機能を発達させたことによるのか。。。いろいろと想像をたくましくするのも面白い。
[ 2011/12/20 21:37 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

鳩の羽

 朝、散歩してたら鳩の羽が1枚落ちていたので拾って帰って顕微鏡で覗いてみた。羽は細い糸で織られた織物のようにも見える。多数並んだ細い軸からこれまた多数の小枝が矢印の矢のように上下に生(は)えている。この小枝を羽枝というらしい。
IMG_111215鳩の羽_1

 羽枝を拡大してみると矢印の片側は真っ直ぐ伸びているが、反対側は先端部がグニャグニャとしている。実はこのグニャグニャで隣の羽枝を引っ掛け、羽全体を一枚の織物状にしている。これにより羽は空気をうまく捉え、めでたく鳩は空を飛ぶことができる。このあたりはなかなかうまい仕掛けがされていると感心感心。
IMG_111215鳩の羽_2

 ついでに羽の付根の部分を見た。細長く細かに枝分かれした羽枝、これは綿羽(めんう)とかダウンと呼ばれるが、まさに綿の繊維ようだ。非常に優れた断熱効果を持つので、これにより外気温に左右されずに鳥の体温は一定に保たれる。
IMG_111215鳩の羽_3



拾ってきた羽の一部を鋏で切り取り、羽毛の部分はピンセットで引き抜いて観察用試料とした。
IMG_111215鳩の羽試料


[ 2011/12/15 18:35 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

桜の紅葉をみる

 近場の桜の木の紅葉が盛りを過ぎ、葉が散り始めた。夏場、葉を緑色に染めていたクロロフィル(葉緑素)は、寒くなり日照時間が短くなる冬場に入ると活動は殆ど休止し、光合成の効率はガタ落ちに。クロロフィルを作りだすのに沢山のエネルギーがいるので、無駄なエネルギー消費を抑えるということで効率の悪くなったクロロフィルは分解される。と同時に、気温も絡んで、秋に葉に貯められていた糖分が紫外線を受けてアントシアニンという赤色色素に変化し、これが紅葉となる。夏は緑で秋は紅葉...木々は人間の目を楽しませ、心を和ませてくれる。
 しかし。。。人間を楽しませるためにわざわざ葉を赤色に染めるのだろうか? 生命体の『利己的遺伝子』という面からするとそんなことは考えられない。植物にとって何らかのの利点があるからだが、、、実のところその辺りのことはまだよく分かっていないといういのが現状とのことだ。

散歩の途中、桜の紅葉を拾ってきてチョッと顕微鏡で覗いてみた。
IMG_111207桜の紅葉

クロロフィルは完全になくなっている。その代わりに赤色の色素が葉の中にぎっしりと。
IMG_111207桜の葉(表)

葉の裏側と葉脈の断面。葉脈まで赤い。
IMG_111207桜の紅葉(裏)

小さい気孔が一面に散らばって分布している。
IMG_111207桜の葉(裏)

葉脈の断面(以前見たツバキの葉脈と同じ構造)。赤インクで染めたわけではないが、赤く染まっている。
IMG_111207桜葉脈
[ 2011/12/07 16:03 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

山茶花とバラ

 蕾が赤みを増してきななぁと思っていたら、昨日辺りからいよいよ山茶花(さざんか)が咲きはじめた。日本原産の花だ。秋から冬にかけて、辺りがいよいよ無彩色に移り変わっていくころ白や赤などの綺麗な花を咲かすからだろうか、「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」「理性」「謙遜」といったなかなか素晴らしい花言葉をもつ。
 赤い色を見ていると、これをそのまま生地に圧しつけて“生の色”をプリントできないかなぁと他愛のないことを思ったりするが、山茶花は見事に花弁を赤く染めている。
IMG_111205山茶花_1

この蕾も2、3日もすれば大きく花開くのだろう。
IMG_111205山茶花_2

『く~も~り~ガラ~ス~を~手~で拭~い~て♪』 大川栄策「さざんかの宿」の一節。歌の出だしで外の寒い冬景色が思い浮かぶ。真っ白な雪と赤のコントラスト。カラオケを歌いたくなってきた。。。
IMG_111205山茶花_3

バラ
このブログにもしばしば登場しているが、家人の知人に一枝お分けしたところ、それを植えられたらちゃんと根付いて花を咲かせてくれたと言っておられた。可憐な中にも強い生命力をもっている。
IMG_111205バラ
[ 2011/12/05 18:23 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
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KENZOU

Author:KENZOU
こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

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