FC2ブログ

Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

日本画グループ展を観にいく

 昨日、釣り仲間のS氏が出展されている嵯峨美術大学生涯学習講座「第2回日本画グループ展」(3/19~24:京都寺町ギャラリエ・ヤマシタで開催)に行ってきた。

IMG_7118.jpg IMG_7119.jpg
ギャラリーの風景

日本画の林潤一氏、前田恭子氏を講師に迎え、日本画の研鑽を積まれているその成果発表会である。大変人気のある講座らしく、受講生は満席の15名、殆どが女性で男性はS氏を含め3名とのこと。

流石に素晴らしい作品ばかりで気分が癒やされた。

S氏は作品2点を出展。

これは山桜だろうか、不遜にもこの絵を見た瞬間、桜餅が食べたくなった。
IMG_7111.jpg

ツツジの枝ぶりがうまく表現されているなぁと思う。部屋に飾っておきたい一品。
IMG_7113.jpg


他の作者の作品もすべて力作揃いの素晴らしい作品ばかりだが、その中でも特に気に入ったものを写真に収めた。以下、素直に感じた素人の感想を添えておきます。

実際のすすきの穂が貼り付けられているのかと思ったほど夕日に輝く立体感のある絵でした。
IMG_7114.jpg

油絵のような感じの作品ですがひつこさはなく、月下美人の強烈な芳香が発散されている妖艶な感じを受けました。
IMG_7116.jpg

赤いバラのふくよかな色の深みに感激するとともに、上に向かって伸びようとするバラの健気さを感じました。
IMG_7117.jpg

第一印象は清楚。清々しい気分になります。花の三態が表現されているようで変化があり面白く感じました。
IMG_7115.jpg

帰路、S氏と近場の居酒屋で酒坏を傾ける。
[ 2019/03/20 11:15 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(3)

去る3月12日は第3回目の「大人の書道」教室。定刻の15分ほど前に着室に着いたのでゆっくりと墨を磨りながら待機。

半紙に100枚近く書いた「天地玄黄宇宙」の中から5,6枚と20枚近く書いた永字八法の「永」から3枚ほど選んでて持参する。

羊毛の筆と鼬(イタチ)の筆で書き比べてみたが、やはり楷書は柔らかい羊毛筆より少し腰のある鼬(イタチ)の筆のほうが書きやすい。昔は、とにかく羊毛筆を使いこなさなければ。。。という脅迫観念(?)に自分自身囚われていたが、いまはそんな囚われから解放されつつあるような。。。

さて、教室が始まった。

     「みなさん、漢字の成り立ちってご存知ですか?」

というお話からはじまり、その分野の碩学(故)白川静氏に私淑して中国に行ったお話を聞かされる。要するに、漢字の一点一画にはきちんとした意味が込められているのでそれを疎かにしてはいけないということかなと理解した。
天地玄黄
各自自宅で書いた書を提出し、それを先生が順番に講評していく。小生の順が来るまで

     「永字八法を練習してください」

と言われたので、10枚ほど「永」の一文字を書く。なかなか思うようには筆が運ばず。そのうち、呼ばれて「天地玄黄宇宙」の講評が始まった。

  「天の右払いはいけていますね。横画の収筆も問題ありません。
   玄、黄の斜めの点はダメです。地の上方への払いも重くでいけません。」

とのダメだしを受ける。斜めの点は少し丸くなってしまっていて楷書特有の角張りがないことが指摘されたのだろう。これは納得できたが、「地」の払いが重い...とは? 面倒なので一応

   「そうですか」

と言っておいたが、跳ねる直前に少し筆を止めた、それによる墨の滲みを指しておられるのか、また機会を見計らって聞いてみることにしょう。

   “楷書は謹厳さと軽やかさ、そしてメリハリを同居させることが大事”

と自分なりに結論づけておくことに。

「天地玄黄宇宙」とはしばらくお付き合いが続きそうである。
[ 2019/03/14 10:28 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(2)

2月26日に内田雅峯先生の第2回目「大人の書道」の教室があった。前回の話では千文字を習うことになっていた筈だが

    「千文字なんかまだやらせませんよ。永字八法をしてください。」

    「エッ,前回千文字のテキストを用意すると仰っていましたが。。。」

    「そんなことは言っていません。永字八法が出来なくては先に進めません。どうされます?」

"何じゃコレ!” と早くも当方の意気込みがどこかに吹き飛んでしまいそうになるが,まぁ慌てることもあるまい,つまらないようでも基本は大事と気を取り直し,

    「わかりました,永字八法をやります」

ということで半紙に「永」を十数枚ほど書き上げる。時々ご覧になられて

    「だんだん良くなってきましたね。」

"永字八法ばかりじゃつまらん”と当方の気持ちが傾いていたので,褒められても別にうれしくはなく,この先も永字八法が続くのかと少しうんざり。

そのような気持ちを察しられたのか,永字八法がある程度できていると判断されたのかは分からないが,教室終了間際に千文字のトップバッターとなる
                     「天地玄黄宇宙
のお手本を渡された。

    「これは私が書いた書です。これをお手本として練習してきてください」 

    「わかりました」

ということで,なんとか千文字への話が繋がった。「天地玄黄宇宙洪荒」(てんちげんこう うちゅうこうこう:天の色は黒く地の色は黄色い 宇宙は広大である)から採った6文字である。

50枚程書き溜まったので比較的ましなものをお手本(右上)と共に並べてみた。こうして見比べるとダメな点がよくわかる。全般的に右肩上がりの書体が気になるが,そのうち筆使いも慣れてくるだろうと気長に構えることに。

雅峯先生の厳しい批評がスプリングボードになるだろうと,また次回の教室が楽しみに。。。

天地玄黄宇宙
[ 2019/03/05 11:45 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

HPを立ち上げる

ここ1Wばかりいろいろ奮戦してついに「大日本居合道協会のホームページ」を立ち上げた。といっても大したものではなく,まだ試運転段階なので,メンバーにはいずれ機会を見つけて公表しようと思っている。

フリーのHPはいろいろあるが,FC2は宣伝が載らないので具合がいい。その代わりに一度にアップできるファイルの容量は1MBまでとの制約があるので,写真等を載せた少し大きなファイルは分割アップロード要という不便さはある。

今後,このHPが盛り上がりを見せれば有料に切り替えるということも視野に入るが,果たしてどうなっていくことやら。。。

とりあえず新装開店の自己ご祝儀(?)として新着レポート3本をアップしておいた。

[ 2019/02/26 09:32 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合を学ぶ - 4

 昨日は居合の個人レッスン日。少し早めに道場にいってできあがった模範演武のDVDを先生にお渡しする。

模範演武は実に56本に及ぶ。いろいろな型の名前がついているが,型と名前が符合して分かりやすいものも

あれば,只々?!(汗;)というモノもある。型の真髄が分かるようになってくればそのネーミングもナルホドと思え

るようになるのだろう。。。

    「眠狂四郎の円月殺法は伯耆流の円相をヒントに創作されたものですね」

と先生は仰ったが,確かによく似ている。そういうことがあると名前にも親しみを感じたりする。

 1.英信流抜刀法
   初伝7本:「順刀其の1」「順刀其の二」「追撃刀」「斜刀」「四方切り其の一」「四方切り其の二」「激突刀」
   奥伝4本:「前敵逆刀」「多敵刀」「後敵逆刀」「後敵抜打」

 2.無外流
   五 用 :「真」「達」「左」「右」「捨」
   五 箇 :「水月」「陰中陽」「陽中陰」「響返」「破図味」
   五 応 :「胸尽し」「円要」「両車」「野送」「玉光」
   走懸り :「前腰」「夢想返し」「廻り懸り」「右の敵」「四方」

 3.伯耆流 
   表六本 :「押抜き」「小手切」「切付」「抜留」「突留」「四方金切」
   中段九本:「膝詰」「胸の太刀」「追掛技」「長廊下」「返技」「切先返」「一作足」「四方詰」「向詰」

 4.大日本居合道協会制定居合
   「神道無念流・前」「神道無念流・左」「柳生新陰流・有残」「伯耆流・円相」「砌の会刀法・四方切り」
   「戸山流山口派奥居合・左の細道」「水鷗流・四方切」「関口流・幹竹」「英信流中伝・颪」
   「夢想神伝流・請流」


 さて,個人レッスンは無双直伝英信流初伝・正座の部11本を稽古。

   「座居から大腿筋を起こして腰をゆっくり垂直に移動させる際,体が前屈みになってはいけません。

   腹を突きだす気持ちで起こしてください。背筋を伸ばして,顎をひいて。そうすることで敵の全体が

   見えます。」

五輪書でいうところの”見の目弱く,観の目強く”というヤツだなと心の中で納得。

     「上段に振りかぶって斬り下す時も腹を突きだしていることが大事です。」

結構腰にくるが,手の内も引き締まり,刃筋も安定するような。。。 

     「そういうことを意識して繰り返し稽古してください。そのうちに自然と身についてきますよ。」

以前は頭がすぐ真っ白になって入ってこなかった諸注意も,どうにかここにきて少しは頭に入ってくる

ようになりつつあるような。

     「居合は仮想敵が相手ですから,間合いの感覚はなかなか掴めないものです。
      
     組太刀はその感覚の養成に役立ちます。いずれ組太刀もやっていただきますが,どういうモノか

     ちょっとやってみましょう」

ということで,袋竹刀や木刀をもって初歩的な組太刀を教えていただく。確かに間合いの感覚がつかみやすい。

最後に英信流中伝の「横雲」を教わる。立膝の部と言われ,独特の座りから始まる。昔の武士はこのような座り

は難なくしたそうで,現代人は西洋流の生活にどっぷりつかっているから日本人独自の体捌きを忘れてしまって

いるとのこと。
     
   「この座りは家でも練習できますね。結構きついですが,これができないと次には進めません。

    ガンバッテやってみてください。」

            「ハイ!」

と返事はよいが,結構腰にくるなぁ~と内心思いつつもボチボチやっていこうと気持ちを奮い起こす。
[ 2019/02/19 12:09 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合を学ぶ - 3

●1月下旬にオーストラリアの居合指導稽古から帰ってこられた1月のある稽古日に

     「オーストラリアの指導稽古は好評裏に終えることが出来ました。

      みなさん大変稽古熱心で,とくに私の模範演武を見られて目から鱗が落ちた,大変気に入ったと

      即弟子入りを申し込まれた方もおられました。」

とのお話をお伺いした。そして

      「今年9月に海外の弟子たち20数名が来日しますが,無外流・伯耆流・英信流・大日本居合道協会

      制定居合の模範演武をDVD化して送り、事前に彼らに勉強をさせておきたいと思っています。」

ということで,ビデオの撮影をする段取りとなった。

●2月に入って,新旧メンバー5名(+1名は休会中)が一堂に会した2月初旬の稽古日,先生から大日本居合

道協会の稽古日を次のように設定しますとのお話があった。

      「新旧メンバーでは居合の進捗状況が異なるので稽古日は分けます。

      個人レッスンは各自の居合のクセを直すことを目的とします。これは事前予約制です。」
  
       ・大日本居合道協会稽古日 旧メンバー:毎週木曜日    2時間×4回/月 
                    新メンバー:毎週土曜日       〃

       ・個人レッスン(全メンバー対象)     :第1,第3月曜日 2時間×2回/月

ということで,全メンバー大いに発奮!

●件(くだん)のビデオ撮影は去る2月8日と15日の2日にわたって,

大日本居合道協会の道場で模範演武のビデオ撮りを行なった。
模範演武
紋付黒道着を着用された先生の姿を見て格好いいなぁと感じ入る。

撮影も無事終了し,ビデオのDVD化が次の仕事になる。DVDの作成手順は

①*.MP4をMovieMakerに読み込む →*.wlmpのプロジェクトファイル化
  → タイトル,キ ャプション等を付ける → *.wlmp,*.MP4保存
   → MP4をDVDFlickでDVDに焼き付け

②不要部分があるのであればMovieMakerでカット編集→* .wlmpファイル化
  → タイトル,キャプション等を付ける→*.wlmp,*.MP4保存
  → MP4をDVDFlickでDVDに焼き付け

といった簡単な流れだが,実際やってみるといろいろ細かな作業ミスやMovieMakerのBug(?)なんかもあったりし

て苦戦(汗;)。 なんとか仕上げることができたので、次回の稽古日に先生にお渡しする予定。

[ 2019/02/16 20:06 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(1)

 長らく続けてきたクラシックギターもそろそろ潮時かな~と昨秋頃より思っていたが,意を決して今年1月9日のギターアンサンブルYK練習日の初日に

    「長い間,たいへんお世話になりました。楽しい思い出がいっぱいですが,
         他にやりたいこともでてきたので本日でもって退会させていただきます」

と宣言し,足を洗うことに。

 「書」を再び習い始めたいという気が起り,昨月の22日,筆,墨,硯をひっさげて「大人の書道」-書体の基本から破体書まで-という講座(2回/月)の体験学習へ参画する。講師は内田雅峯(うちだがほう)という女性の先生で,破体書というジャンルでは高名な方らしい。生徒さんは男性1名,女性2名で,みなさん熱心に取り組まれている様子で雰囲気は上々。

      『書道のご経験はおありですか』

      『はい,昔,NHKの書道通信教育講座の初級Ⅰ,Ⅱをやりました』

      『それでは「永」の字を書いてください』

羊毛の筆に墨をつけ,半紙に字を書くのは何十年来か。。。昔の気持ちを思いだして,半紙に十数枚「永」の字を書く。

     『書は力んで書いてはダメですね。見る人に威圧感だけを与えます。』

等々,いろいろダメだしとご注意をいただく。ということで体験学習が無事終了し,早速入会することに。

 2月12日,第1回目の教室。

      『何から始めたいですか? 楷書,行書,草書,隷書,篆書とありますが』

      『はい,まず楷書から始めたいと思います。希望としては,楷・行・草の基本を1年でやりたいと思いますが。。。』

ナント,わずか1年ばかりで楷・行・草をやりたいとは!と少し目を剝かれたように感じたが,ここで怯(ひる)んではいけない,それはあくまで当方の希望だと胸の内で叫ぶ。

      『楷書は基本運筆からはじめられますか? 千文字からやられますか? どうします』
IMG_7096.jpg
いまさら楷書の基本運筆というのも気が進まないので

      『千文字からお願いします』

といったが

      『わかりました,テキストは次回用意します。

       基本ができていないようなら先には進ませませんよ。一からやり直していただきますよ』

となかなか手厳しい。先が楽しみである。。。ということで,第1回目は永字八法をしっかりやらされる(汗;)。

※写真:自宅で古新聞に「永」字八法を猛錬。


[ 2019/02/14 10:16 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合を学ぶ - 2

 この2W余りは居合稽古日のない穏やかな日々(?)が流れているが,これもあと1Wでおわる。この間,何もしないでボ~と油断していると折角覚えた技も忘れてしまいそうで,チコちゃんから

       『 ボ~っと生きてんじゃねーよ!』 

と叱られかねない。

 不十分ながらも覚えてきた居合の型を自主練・反復練習すればよいわけだが,あいにく刀を振り回せるようなスペースは何処にもない。型を忘れたらビデオを見て思い出せばよいのだが,単なる型の模倣だけでは面白みというか居合の醍醐味がない。

 はて,どうしたものかなと思案していたところ,以前「居合の足運びと刀の振り方」などを自分なりにテキストにまとめたことを思いだした。いま読みかえすとなかなか勉強になる(汗;)。

 そこで,仮想敵の動きを想定しながら,自分なりに居合の刀法(理合)をテキストにまとめつつ復習しようという気になり,また,居合で使われる用語なども辞書形式でまとめておけばいろいろと便利ということで,この期間,次の3テーマに取り組むことにした。

       「居合で使われる用語集」
       「無双直伝英信流・抜刀法」
       「無双直伝英信流初伝・正座の部11本」

★「居合で使われる用語集」
これは出版物で見かけないが,幸い田宮流居合・蒲田道場というサイトに【居合 用語解説】という記事が掲載されていて(←深謝),さっそくこの記事をベースに用語の補足・充足を図りつつ,ある程度までまとめてみた。今後も用語を逐次補充していくつもり。例えば

・気剣体一致(きけんたいいっち)
  斬り付けた瞬間と足の踏込が一致すること。そうすることで体重が載った鋭い斬り付けが可能となる。

・・・ 等々

★「無双直伝英信流・抜刀法」
初伝の7本と奥伝の4本は,先生の演武ビデオを何度も繰り返し見ながら,また部屋で木刀を振り回しながら,仮想敵の動きを想定しつつとりまとめてみた。例えば

○初伝・四本目「斜刀」
大上段に構えた敵に対し右足を踏み出し敵の左腕を狙って刀を右上方に斬り上げる。その一刀を右後方に下がって避けた敵に対し左足を踏み込んで真向より打ち下ろす。左後方に下がって避けた敵に対し,右足を踏み出し左足を後方に引いて敵に正対すべく体を回し,直ちに真向より打ち下ろしで勝つ。刀を右斜めにサッと振り下ろして血振るいし,その後納刀。

○奥伝・1本目「前敵逆刀」
5歩の歩み足。5歩目で右足を踏み出すと同時に刀を右上方へ逆袈裟に斬り上げ,後方に下がった敵に向かって左足を踏み込み右袈裟に斬り下して勝つ。刀を右斜めにサッと振り下ろして血振るいし(雨の雫を振り落す要領),その後納刀。

・・・等々といった調子。

★「無双直伝英信流初伝・正座の部11本」
これも何度も先生の演武ビデオを拝見し,また関連書籍(岩田憲一「古流居合の本道 全解・無双直伝英信流」,京一輔「居合道指南―無双直伝英信流」など) を読み,木刀を振り回しながら仮想敵の動きを想定しつつとりまとめた。例えば

○九本目「月影」(つきかげ)  (三日月の弧を描いて横に斬る)
 正面に対し左斜め向き(約15~30度)で正座。右前から,立った敵が上段から斬りつけてこようとするので,敵に目を向け,右足を敵の方向に踏み出しつつ刀を抜き始め,立ち上がりながら右小手(肘)に斬り付ける。その一刀を後退して避けた敵に対し,左足を踏み込んで振りかぶり,右足を踏み込みながら斬り下ろす。立居のまま大血振るいして納刀。

・・・等々といった調子。

あと,「無双直伝英信流中伝・立膝の部10本」もまとめるつもりだが,これはまだほとんど稽古していないので今後の課題。 


 ところで居合で大事な「仮想敵」とはどういうモノを言うのか,ナルホドと納得させられた記事(※)を見つけたので記しておく。筆者は居合経験10年で団体優勝もされている居合4段の弁護士の方。

  『 正座になり,心を落ち着かせる。何も考えず,周りの音が気にならなくなり,周囲と自己が一体になったところで,演武を始める。 刀に手をかけ,1本目の業,『初太刀』。これまで数万回は稽古した業である。すると目の前の空間に,今まさに私に襲いかからんとする影が出現するのである。 ・・・それが仮想敵である。

                (略)

 仮想敵とは,技の要義を深く理解して,自己の内面や身体の動静の細部に至るまで客観視して気を配り,心を落ち着かせて演武する時初めて,心の中から作り出される己自身のイメージだったのである。』

そして最後に

   『居合道とは,己を見つめる武道である』

と結ばれている。

 ※記事 

[ 2019/01/22 09:00 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合を学ぶ -1 (居合初稽古)

 過日,1月5日(土)は本年最初の居合稽古日。昨年末のビデオ撮りした昇段審査のDVDを先生に手渡す。

初稽古は大日本居合道協会に昨年末入会された男女2名と小生を含む第1期生2名(YとS氏。I 氏とT氏は都合により不参加)の合計4名で,先生の道場にて合同稽古。朝の9時から始まった。

戸山流森永派の基礎居合6本を先生の模範演武に続いて全員で演武の稽古を行う。

   1本目 真向斬り 
   2本目 諸手突き
   3本目 右袈裟斬り 
   4本目 左袈裟斬り
   5本目 面を受けて左袈裟
   6本目 二段斬り

新人も交えての合同稽古ということもあり,先生から「気・剣・体一致」と「序・破・急」といったいわば居合のツボ(?)のご教示があった。

『気剣体一致というのは斬り付けた瞬間と足の踏込が一致することです。そうすることで体重が載った鋭い斬り付けが可能となります。また,序破急の「序」は相手を確かめながら徐(おもむろ)に刀を抜きだしていく段階で,「破」は相手の正体が分かり自分の中で相手を斬ろうと決意した段階ですね。ただ,この段階では,相手が自分を斬る気が無くなったと察知すれば自分も刀を納めることができる段階です。「急」は相手が切ってくることが確実になったので一気に刀を抜き放って斬り付けることです。』

ナルホドと,あらためて肝に銘じる。 

基礎居合の稽古を一通り済ませた後,第1期生対象に戸山流森永派の本居合8本の稽古が始まる。新人は見学。

  “斬り下ろした時体が前のめりにならないように”
  “目付が下を向かないようjに“
  “相手を正対して斬る。半身で斬らない” 

等々,これまで受けたいろいろな注意点を思いだしながら稽古に取り組み,11時過ぎに午前中の稽古は終了。正月の稽古はじめということで全員に善哉がふるまわれた。しばし談笑してから昼からの稽古が始まる(←お昼は善哉1杯のみ^^;)。

 最初は無双直伝英信流抜刀法(初伝)の7本。これはしばらく練習していなかったので,先生を演武を見ながらとはいえなかなか型通りにはいかず苦戦。ビデオを見ながら復習しなければ。。。

   1本目 順刀その1 
   2本目 順刀その2
   3本目 追撃刀 
   4本目 斜刀
   5本目 四方刀その1
   6本目 四方刀その2
   7本目 斬突刀

続いて無双直伝英信流正座の部(初伝)の11本。これは昨年から少し稽古をしていたので,うろ覚えの技もあるがなんとかこなせた。

   1本目 正面 
   2本目 右身
   3本目 左身 
   4本目 後身
   5本目 八重垣
   6本目 介錯
   7本目 請流
   8本目 附込
   9本目 月影
  10本目 追風
  11本目 抜打ち

3時過ぎに本年の初稽古がやっと終了。 先生は1月9日から20日までの間,オーストラリアの道場へ指導稽古に行かれるので,次回の稽古日は1月26日(土)となる。それまでにある程度技をマスターしておかなくては...

[ 2019/01/08 15:27 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合道初段となる

12月27日(木)は3クール目(10月~12月)に入った京都新聞文化センターの居合道教室の最終日となった。

約1月半ほど前,先生から「12月27日の最終日には昇段審査をやります」と宣言された。

“エッ!もうそんなレベルに達したのか?”と不思議な気持ちに襲われつつも,小生を含む3名の受講メンバーはその日の備えて週2回の道場の練習に熱がこもる。いつものように先生の木目細かいご指導もあり,もう後には引けないという緊張感が全員に漲る。。。

さて,当日を迎えた。約小1時間ばかりいつもの稽古を行ない,しばし休憩してから昇段審査が始まる。

昇段審査の要領は次の通り。

・正面に向かって座礼・刀礼を行ない審査員の号令に従い申請段位の演武を行なう。

・初段:戸山流本居合 前・右・左・直前の4本+基礎居合・本居合の中から2本の計6本の演武。

・弐段:無双直伝英信流 正面・後身・八重垣・請流・附込・抜打の6本+戸山流・英信流のうちから4本の計10本の演武。

小生とⅠ氏は初段を申請,S氏は初段と2段を申請。

演武の順番はジャンケンで決め,小生,Ⅰ氏,S氏の順番となる。

「はじめ!」という号令の下,演武を開始。先生の日頃の注意事項が頭をかすめたが,駄目元の気持ちで演武を遂行。あっという間に終わった感じ。

メンバー全員の演武が無事終了し,その審査結果は。。。晴れてめでたく全員合格!!

「このメンバーは全員稽古熱心で優秀です」と先生からのお言葉。

終了後,忘年会と祝賀会をかねてふぐ料理専門店「玄品ふぐ」で酒宴。酒盛りが始まる前に段位授与書が先生から各メンバーに手渡された。

初段の段位に恥じないよう一層の研鑽を積まなくてはと猛省しつつ河豚のひれ酒が体に沁み渡る。

初段認定書

[ 2018/12/28 18:02 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

ギターアンサンブルY.K.ライブコンサート

12月8日(土)、恒例の「ギターアンサンブルY.K.ライブコンサート」を洛西老人福祉センターで開催。

演奏者は先生を含めて総計8名(男性5名、女性3名)、演奏曲目はクラシック、ポピュラー、童謡など全部で11曲、演奏時間は休憩を入れて約2時間。約100名近い来場者で、会場は熱気に包まれた。

小生は2013年の初参画以来、今回で6回目の出場となる。6回目となると面の皮もそれに比例して厚くなってくる。

まぁ、全般的に恙(つつが)なく弾けたと思うが、やはり途中でおかしなところもあり、そこは仲間の演奏に助けられ一応全曲を完奏。

アンコールの「故郷」は来場者全員が童心に返っての大合唱で、今年も無事に幕を閉じることができた。

『来年はハイドンの曲をやります』と先生。

1部 
  1.「愛の夢」  F.リスト作曲
  2.「シチリアーナ」 O.レスピーギ作曲
  3.「タイスの瞑想曲」 J.E.F・マスネー作曲
  4.「月の光」 C.ドビッシー
2部 
  1.「カノン」 J.パッヘルベル
  2.「アイネクライネナハトムジーク」 W.A.モーツアルト
     「第1楽章・アレグロ」
     「第2楽章・ロマンス」
  3.「童謡メロデー」 川端譽也 編曲
3部
  1.「アヴェ・ヴェルム・クルプス」 W.A.モーツアルト
  2.「童謡メロデー・新花鳥風月」 川端譽也 編曲
  3.「浜辺の歌」 川端譽也 編曲
アンコール
  「故郷」 川端譽也 編曲
[ 2018/12/09 17:59 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

月下美人の花の中を開くと

 強烈な大型台風と警告された台風24号が接近する昨晩の7時ごろ、再び月下美人が一輪、爽やかな芳香をはなちながら花開いた。 不思議なもので我が家の月下美人はここ数年来開花したことがなかったが、今年はどうも様子が違う。家人の手入れの成果だろうか?



 台風の対策として雨戸を締め切ったり、植木が倒れないように補強したくらいだが、幸いにも何事もなく過ぎ去った今朝、月下美人の花は萎んでいた。

 いつまでも花をつけておくのは負担だろうと一輪を切り取った。 ふと、花の中はどうなっているのだろうという興味が湧き、慎重に切り開いてみた。

 雄蕊は花の根本あたりから密集して伸びているが、雌蕊はナントその花柱の長いこと。。。おそらく葉から伸びているのだろう、あらためてビックリした。

IMG_6913.jpg

 月下美人、一輪開花の努力にあらためてお礼を述べるとともに、また楽しませてくれることを期待します。

[ 2018/10/01 13:39 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

月下美人が咲いた

『月下美人に蕾(つぼみ)が付いてるなぁ~!』と家人が言ったのがつい3日ほど前。

えっ!ということでそれから気をつけていたが、とうとう昨晩の9時頃見事に開花。

今年の7月頃にも一輪咲いたが、今回は2輪も開花。

夜に白い花を咲かせて周囲に強烈(?)な芳香を放ち、しかも一晩でしぼんでしまう。

美人薄命を地でいくような月下美人は英語でA queen of a night(夜の女王)と呼ばれるらしい。


仲良く並んだ2輪の月下美人
IMG_6883_1.jpg

横からの容姿をパチリ
IMG_6893_1.jpg

千手観音の手のように八方にひろげた形状の雌蕊と多数密集した雄蕊。たくましい生命力を感じる。しかし,残念ながら雄蕊の花粉を雌蕊に付けても自家受粉はせず(実が結実しない),異なる遺伝子を持った株の間でないと受粉・結実しないとのこと。この戦略はいろいろな環境への適応を目指した遺伝的多様性の保持にあるらしい。
IMG_6896_1.jpg
[ 2018/09/10 20:13 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

武徳殿での演武

台風20号が過ぎ去った翌朝の8月24日(金),京都岡崎の旧武徳殿にて演武ビデオの撮影を行った。

先生の車で武徳殿に向い,朝の9時前に着いたので開場までのしばらくの間,近場の喫茶店で休憩する。

         『旧武徳殿には冷暖房設備がないですが,独特の雰囲気を放っていて

              武道をやられているたくさんの方に気に入られているところですね。』

と先生。たしかに「武」の道場に相応しい構えといい建造物なので正面から記念写真を撮る。

旧武徳殿
(旧武徳殿正面)

武徳殿_2
(旧武徳殿道場)

ビデオを三脚に固定して立ち位置を定め,撮影は始まった。広い道場は貸切の状態で,先生の気合の声が道場内に響き渡る。

先生のご希望により,居合の各型の演武は

           「横からの撮影」
               と
           「正面からの撮影」

の2本撮りとなった。

時折,台風一過の名残りか,一陣の涼風が道場を吹き抜けるが噴き出る汗は致し方なく,まして演武をされている先生の方は如何ばかりかと時たまファインダーから目を外して様子を窺うが,意に介される風でもなく真剣に演武に取り組まれている。こちらも姿勢を正してまたファインダーを覗きこむ。。。

無双英信流抜刀法
(無双直伝英信流 抜刀法・順刀その1)

夫婦らしき外国人が2名,ふらりとやってきて正座してしばらく演武を見学されていた。後で先生から伺うと,空手をやっているドイツ人とのことだった。

演武は次の1~9までの収録を当初予定していたが,ビデオのバッテリーが残り少なくなったりして(^^);予定を変更し,1~6までを収録となった。

    『残りの演武は居合の経験を少なくとも3年以上積んだ方向け内容なので,今回はこれで十分です』

とのことで,ホット胸をなでおろす。ということで,6番目の演武は正面撮りのみ。

1.戸山流森永派基礎居合 6本
2.戸山流森永派本居合 8本
3.無双直伝英信流 抜刀法(初伝) 7本
4.無双直伝英信流 抜刀法(奥伝) 4本
5.無双直伝英信流 正座の部(初伝) 11本
6.無双直伝英信流 立膝の部(中伝) 10本

7.無双直伝英信流 奥居合 座業(奥伝) 8本
8.無双直伝英信流 奥居合 立業(奥伝) 10本
9.無双直伝英信流 奥居合 暇乞 3本

途中で休憩を挟んだものの,約2時間余りの間に合計36本×2+10本=82本もの型を演武された先生の意気込みに当方も背筋がシャキッと伸びた。

(P.S)
土・日の2日間かけてビデオ編集を行ない,約50分間の内容にとりまとめDVDに収録することができた。

[ 2018/08/28 11:30 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

戸山流森永派本居合

7月から9月にかけての2クール目の居合講座も熱暑の最中ではあるが全メンバーいつものように熱心に取り組み,先生の適切なご指導と相俟って順調に推移している。講座のない第1,第3木曜日は先生のご厚意により道場で2時間ばかりご指導を受ける。

さて,先般のテキストとDVDは先生の認可が得られ,メンバー全員に配布することができた。効果が上がることを期待するのみ。

なお,演武ビデオは先生も気合を入れなおされたのか,場所を平安神宮北西の「武徳殿」に変えて,それらしい雰囲気の中で再度撮りましょうということになる。8月下旬ころに撮影予定で,当方も気合が入る。

現在,戸山流森永派の本居合8本を練習中。なかなか型を覚えられず苦戦の最中。

同じ戸山流の中にも山口派という流派があり,いまはこの型を体現している人は少ないらしいが,森永派と山口派の演武を見せていただいた。

               『2つの違いが分かりますか。。。?』

エッ!?と,ただただポカ~ンと目が宙に浮く。。。

    『違いが分かるようになれば,それだけ型が身についてきたということですね。一段と励んでください。』

と激励を受ける。


先生からご指導をいただいている戸山流本居合8本の注意点を自分なりに理解した範囲でメモっておく。これらが意識しないでできるようになることが最初の関門。 初関なかなか透り難し。。。

・1本目(前の敵):前傾姿勢になってはダメ

 真っ向から斬り下すとき,臍が突きだすような気持ちで刀を斬り下し,左足裏を浮かせないこと。
               
・2本目(右の敵):相手が斬り付けてくる隙を与えない。腰のひねりで勢いよく斬る。

 右足の前に左足を置いて抜き放つ刀の鞘頭は必ず相手に向っていること。   
 刀を抜き放ち相手の胸を斬り付けたとき,体は敵と正対していること。  

・3本目(左の敵):勢いよく刀を抜きつけ,真っ直ぐ相手の胸元を突くこと。

 左の敵に向かって刀を抜いたとき,鯉口は相手に向かっていること。
 刀の棟を体に当て一重身(左右の肩がの並びが相手に垂直)の状態から真っ直ぐ切先を相手の胸元に向かわせること。

・4本目(後ろの敵):右手の刀の柄の握りを正しく,鍔に押し当てないこと。腰の捻(ひね)りを効かす。

 刀の柄の握りが悪いと反転して右袈裟に斬り付けるとき勢いが出ない。
 腰の捻りをきかして右袈裟に斬る。

・5本目(直前の敵):前傾姿勢にならないこと。

 抜き放つと同時に両手を添えて大上段から真っ向から斬り下す(片手斬りではない)。
 腰を使って相手の鳩尾あたりを突く。

・6本目(後・前の敵):後方に回転直後,敵の斬り込みを刀で受け流す。反転後前の敵を即座に斬る。
 
 左足を軸に体を左回転しつつ刀を抜き上げるが,抜き放たないこと。
 回転後,体は後ろの敵と正対(真正面に向き合う)し(回り過ぎも不足もダメ),抜き放たれた刀で相手
 の刀を受け流す。

・7本目(右・左の敵):敵に正対すること。

 右の敵に正対し右足をだして直ちに片手袈裟で斬り付けること。

・8本目(突破):肩を回す。
 
 (・・・ これは肩凝りによく効きますよと先生)

[ 2018/08/15 19:19 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

KENZOU

Author:KENZOU
こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

FC2カウンター
カレンダー
02 | 2019/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -