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日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

居合を学びに(3)

 昨日は夕刻から先生の道場で居合の基本を教わった。

先週の木曜日は第3回目の講習会で,真っ向切り,諸手突き,右・左袈裟切りの反復練習を行ったが,全員を見渡して,穏やかに先生曰く 

      『私の型をよく見て早く覚えてください。次に進んでいかなければなりませんので。』 

               う~ん,そういわれても 。。。 

といった顔つきで全員練習に励む。 小生の真っ向切りを見られて,物静かに先生曰く

  『それでは人を切れませんよ。刀は引いて切ります。打ち込んだ後,柄頭が臍(へそ)の位置まで来るようにします。』

ナルホド...と理屈はスッと頭に入るが,悲しいかな初心者の関門,なかなか身体がいうことを聞いてくれない(^^;)。

自宅で真っ向切りの素振りをしていると刀を振り下ろした瞬間,刀がほぼ水平に止まるように瞬発的に力を入れるが,それを繰り返していると右腕の三角筋が痛みだした。これは余計な力が入っているからで,それではいかん。ということで,振り下ろした瞬間に体を反らすようにしてみた。そうすると三角筋の痛みはなくなり,腰回りの広背筋にやや凝りを感じるようになった。

                   アッ,是か ...

と一瞬腑に落ちたような。先生があるとき 『背筋の力を使いますね』 といわれたことが身体を通してわかったような。。。

 そして迎えた昨日の道場での練習。もう一人の講習会仲間T氏が来られていた。気さくな方で,白髭を豊かに蓄えられた頑健そうな体つき。先生ご指導の下でたっぷりと1時間半,基礎居合の型の練習に精をだす。練習が一段落した頃,高弟の方が練習に来られ,先生の模範演武に続いて型の練習をされ,二十数型もあったろうか道場の片隅で30分ほど見学させていただく。

 帰路の電車の中で,T氏と「やったからには段をとるまで頑張らんとあかんなぁ」 「3年で三段はとらんとあかんなぁ~」 「それにしてもあの方は高段者やろなぁ~,ようあんだけ型を覚えたはるなぁ~」 「しかし奥が深いわ」等々,興奮が冷めやらぬまま感想を飛ばしあう。

日本刀

[ 2018/05/18 11:54 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合を学びに(2)

 昨日2回目の講習会があった。定刻前に会場に入ると既にメンバーの方は新品の道着に着かえ済。恐らく先生から道着の着方を教えるので早く来るように連絡があったのだろう。小生も先生の道場(電車で15分くらいの距離)に来るように事前の連絡があり,月曜日にお伺いして着方を教わっていた。いままで袴なんか穿いたことがなかったが,角帯締めて袴を穿くとなんとなく気分が引き締まる。

 当日,居合刀も入手できた。美濃坂の「時代拵」2.55尺・刃渡り約70cm・重さ約800gr・鞘塗は石目というモノ。

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講習会では当面,戸山流の基礎居合の修得に時間を割くということで, 礼の仕方、刀の差し方、歩き方、姿勢、刀の抜き方、納め方、刀の握り方、斬り方、突き方、目付、残心などの修得を目指す。 型として
   1本目 真向斬り
   2本目 諸手突き
   3本目 右袈裟斬り
   4本目 左袈裟斬り
   5本目 突きを摺り上げて、左袈裟斬り
   6本目 摺り落として、真向斬り
を教わるが,これがなかなか。。。 刀を振り上げたり,振り下げたりするとき,刀の重さに慣れていないのでそのコントロールに苦戦。足運びと刀の動きのマッチングがとれず頭が真っ白といった調子で,超ド初心者の苦労をしっかりと味わう。

先生も仰っておられたが,月2回の講習会の練習だけではでは覚束ない。自主練が必要とは分かっていても,家の前で居合の型の練習をするわけにもいかない。

どうしたものかと考えた末,まず刀の重さ・扱いに慣れることがいま一番必要なことと判断。そこで,部屋の中に坐って刀を構え(立ってやると天井に穴が開く ^^;)真っ向切りの素振り練習をすることに。できるだけ刃筋が立つように素振り50回を1本として一日5本をめどに,刃筋の立った振りができるようになることを期待しつつ取り組むことにした。

(P.S) 玄関吹き抜けの場所では立って素振りができることを発見。
[ 2018/04/27 16:01 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合を学びに

この4月から京都新聞文化センターの「居合道教室」に通い始めた。1クールは4月から6月まで,月2回の割合で合計6回。1回1時間半だから,総計9時間で『戸山流基礎居合から始まり,抜刀法や刀法を経てさまざまな古流に至るまでを行う』ことになる。
下城先生
講師は国際武道交流会会長・大日本居合道協会会長の下城惇先生(右写真)。東方典礼カトリック教会 日本管区長総大司教でもあり,ご自分の教会が居合道場にもなっているとのこと。

3月22日の体験講座を受講したときは,男性5名,女性2名の7名(全員60~70歳代)が参加されたが,昨日の教室初日では男性ばかり3名のメンバーとなった。

『居合はまず形を覚えなければなりません。これは体で覚えていくもので,文字を読んだりビデオなどを見ても身につきません。』

ということで,角帯の結び方,刀の差し方,礼法を学び,いよいよ模擬刀を振って相手を倒す技に入る。全員,ジャージ姿で,腰に角帯を締め,重さ約800gr,長さ約2尺5寸の模擬刀を腰に差し,横一列に並んで先生の模範演技を観る。
時代拵

初日として居合の4つの基本的な形を教えていただく。

1)右足から進めて三歩すり足で前進,「上段からの一刀で相手を倒す」。その後,刀を少し下げて一歩下がり,再び青眼に構えてから静かに剣先を下げ刀の面を右に傾けて五歩すり足で後退する。

2)「相手の胸元めがけて腰から刀を突きだす要領で突く」

3)右袈裟がけ:「上段に構え,両肩と柄を握る両手からなる三角形の頂点を少し右にズラシ,そのまま真一文字に刀を振り下ろす」 

4)左袈裟がけ:「上段に構え,両肩と柄を握る両手からなる三角形の頂点を少し左にズラシ,そのまま真一文字に刀を振り下ろす」

これら一つ一つの動作にはちゃんと意味があるとのこと。全員で一つ一つの形をやり,先生からのご指導を受ける。

居合着と袴を着用された方が気持ちが入りますよと先生の助言もあり全員納得。さっそく全員,先生が推奨される居合着,肌襦袢,袴,帯,模擬刀のセット一式を購入することにした(全員気合が入っている!)。

[ 2018/04/13 13:15 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

ギターの練習(23)

 ギターの練習に関するBlogも23回目となった。2012.8に22回目をUPしているのでずいぶん時間が経過した。
その割には腕のアップが覚束(おぼつか)ないが,まぁ継続は力なりということで気にかけないことに。

さて,新曲を練習する場合,この曲はファとドに♯がかかっているとか,何拍子かなどということは初見でわかる。

そこでやおら譜面を眺めながらゆっくりと試奏しつつ,押さえるべきフレットの位置や指使いを確認。

とくに運指が難しい箇所はそのあたりを何回も繰り返し弾いて指に覚え込ませていく(←結構時間がかかる)。

さて,音符の長さ(音価)に従って曲を弾いていけばいいのだが,いろいろな音価の音符が混ざっている箇所

はそう簡単にはいかない。妙な癖がでたり,思い込みで弾いてしまったりといろいろ苦戦しだす。

そこでYou Tubeなどで模範演奏を検索し,それを何回か聴いてメロディーの流れを感覚的につかむ。

その流れをイメージしつつまた試奏を繰り返して 。。。。

といったような流れで練習しているが,最近あることに気がついた。 それは...

    音符の下に拍子を書き込み,それを口ずさみながら試奏すると結構効率が上がる

ということ。いってみれば拍子はその曲の骨格のようなものだから,骨格をしっかりつかまえつつ試奏

していけば妙な癖もつかずに結構効率よく練習できる。バンザ~イ!!ということで今しばらくこの

方法で突き進んでいこう。

(P.S)
吉田光三編「ギター二重奏曲集」に載っているヴィヴァルディの四季「ラルゴ」の譜面(一部)に拍子を書き込んだ例。
ラルゴ
[ 2018/02/24 13:52 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

蝋梅

 去年のいまごろ,ある神社へ参拝にいった折に買った蝋梅の若木に黄色い蝋梅の花が咲き始めた。

蝋細工でつくったような半透明の少し厚手の花びら。香りはまだそれほどではないが,蕾がどんどん開き始めると独特のいい香りを放ってくれるはず。その香りをかぐとけっこうホッコリするので楽しみだ。

 蝋梅という名前から「梅」の仲間かと思っていたら違うらしい。ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木とのこと。梅が咲くころに咲くので梅の一字が付いたのかもしれない。

 ロウバイという発音から「老梅」?と思われがちだが,花びらを見れば蝋梅という漢字に納得させられる。

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[ 2018/01/21 11:27 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

焼け石に水だからこそ

 『 しかし,課題が尽きることがないからといって,一生懸命やってもしようがない,やってもやらなくても同じではないかと考えてはなりません。それでは後ろ向きになってしまいます。焼け石に水のように思えるかもしれませんが,焼け石に水だからこそ,毎日孜々(しし)として水を打ち続けるのです。これでよしとしたところが後退の第一歩です。向上の一路に休息があっても終息はありません。常に前を目指して進んでいくことです。』

これは対本(つしもと)宗訓(著)「坐禅<いま・ここ・自分>を生きる」からの引用。

     ”焼け石に水だからこそ,毎日孜々(しし)として水を打ち続けるのです”

というフレーズに目からウロコがひらひらと。。。

(※)孜々として:熱心に務め励むさま

 著者の対本宗訓老師は臨済宗天龍寺の前管長平田精耕老師の法嗣で,禅僧でありかつ現在は内科医・僧医として活動中。

さらに続けて読み進めると

『明けぬ夜はありませんし,出口のないトンネルもありません。ただ辛いのは,真っ暗なトンネルの中で,どちらの方向に進んでいけばよいかわからない。あとどのくらい頑張れば出口にでられるのかも皆目わからない。そういう時が一番苦しいのです。しかし,抜け出た後になってわかることは,その暗闇の真っ只中で喘いでいた時こそ,最も力がついていたということです。どんな苦しみにも必ず意味があります。試練の持つメッセージが理解できた時,私たちはすでにその試練を乗り越えているのです。(略) どんな人生の嵐の日にも,吹きすさぶ黒雲の上には必ず太陽が燦々と輝いていることを忘れずに,お互い精進してまいりましょう。』。

禅の厳しい修行を大事了畢(たいじりょうひつ)された方だからこその説得力がありますね。 

P.S. もっとも師匠から印可証明をもらった途端に精進の手を抜く方もおられるようなので,お言葉を拝聴するほうも目利き(?)が必要なことは言うまでもありません。
[ 2018/01/18 18:01 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

謹賀新年

きょうから2018年がスタートする。

  『 門松や冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし 』

一休和尚はなにをいいたかったのか。。。 “めでたくもありめでたくもなし” ってプラスマイナスゼロということで平常(びょうじょう)ということか...そういえば「平常心是道(びょうじょうしんこれみち)」という言葉があったなぁ、この言葉と一脈通じるものがあるのかなぁ。。。とぼんやり考えながら朝の散歩。周りを見渡しても走っている車はほとんどなくあたりは静謐に包まれたような雰囲気でさすがに元旦らしいと妙に感心。

 さて、ことしは戌年。どのような年になるのか?

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アベノハルカスからの眺望
[ 2018/01/01 20:55 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

ギターアンサンブルY.K.ライブコンサート

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 12月9日(土)、毎年恒例の「ギターアンサンブルY.Kライブコンサート」が開催された。演奏曲目は12曲。それにアンコールの「童謡の四季」を入れて全13曲,約100余名の方が来場され,外は寒いが会場は熱気で包まれた。

 早いもので小生初参加以来今年で既に5回目となる。擦(す)れてくるというか薹(とう)がたってくるというか,初心の頃の,少しの不安とワクワク感がないまぜになった気持ちが懐かしく思いだされる。

 開演を前に,己(おのれ)に「サテッ!」と気合を入れるが,どこかす~っと抜けていくような。。。たよりない気持ち

 アンサンブルは全員の合奏なので調子やリズムを合わすのがなかなかむつかしい。日頃,先生がご指導される演奏上の注意点などが頭をかすめるとその瞬間手元が狂いメンバーに迷惑をかけてしまうこともしばしば。

 『 おかしなところは全員でフォローする,それがアンサンブルのよさでもあるのです。 』 と先生が日頃よく口にされる“Y.Kスピリット”に助けられ,今年も約2時間のアンサンブル・コンサートを楽しく終えることができた。

皆様,お疲れ様でした~。 来年も頑張りましょう!! 

また,わざわざご来場いただいた方々に感謝申し上げます。

リハーサル風景
平成29年度・ライブコンサート リハーサル4677

カメラ目線が気になるが。。。
平成29年度・ライブにて4686
(photo by Mr.Miyake)
[ 2017/12/11 09:59 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

写真と心象

 朝,片側はひろい駐車場のフエンス,もう一方の片側は溝,それらで挟まれた雑草が繁る狭い道を散歩していたとき,道の真ん中に缶ビールの空き缶がひっそりと鎮座していた。

こんなところでビールを飲んだのか。。。いろいろなつらい思いの憂さを晴らしておられたのだろうか(←勝手な思い込み)と,ちょっと人生の哀歓を感じた。

と同時に,この空き缶を写真にとったらどうなるかな,カメラをとりに帰ろかなと一瞬思ったが,撮ってもなんの意味もない陳腐な写真になるだけが落ちやなと思いなおした。

 カメラ教室に通っていた頃,講師から「写真にはテーマが必要です。単なる記念写真を撮るのではありませんから。」ということをよく聞かされた。当時は“ふ~ん,そんなものか”と聞き流していたが,いまから思うと,自分の目で見た瞬間,綺麗とか・ホッとするとかいろいろ感動したその“情景”が写真にでているかということが講師のいっていたテーマかなと思ったりする。プロカメラマンが撮った写真を見るとなにか訴えてくるものを感じるが,これがテーマというモノかと。当然そこにはいろいろなテクニックが駆使されているハズだ。

心象風景をいかにして写真に撮りこんでいくか,アングル,フレーミング,ズーム,光の加減等々,心象風景をピン・アップするパラメーターは数多くある。そういうことを意識して写真を撮っていくと,髪の毛一本くらいはましな写真になっていくのかな...とおもいつつ散歩を続けた。
 
[ 2017/12/03 13:52 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

永観堂の紅葉

 今年の秋の冷え込みはかなりきついようだ。昨日の気温は12月中旬の気温に相当するとのこと。

 そろそろ紅葉も真っ盛りということで,過日永観堂へ紅葉を見にいった。朝の9時頃に着くも,すでに多くの拝観者が。拝観料は一人1000円。少し高いが,致し方ない。山門を入るともみじは綺麗に色づいていて,「ワ~綺麗やなぁ~」と思わず口走る。紅葉のグラデーションはなぜか気持ちをほっこりさせ,それだけでも値打ちがある。

 阿弥陀堂で永観堂の本尊像「みかえり阿弥陀」を拝観。

案内書には
『永保2年(1082)、永観50歳のころである。2月15日払暁、永観は底冷えのするお堂で、ある時は正座し、ある時は阿弥陀像のまわりを念仏して行道していた。すると突然、須弥壇に安置してある阿弥陀像が壇を下りて永観を先導し行道をはじめられた。永観は驚き、呆然と立ちつくしたという。この時、阿弥陀は左肩越しに振り返り、 「永観、おそし」 と声をかけられた。永観はその尊く慈悲深いお姿を後世に伝えたいと阿弥陀に願われ、阿弥陀如来像は今にその尊容を伝えると言われている。』

と載っている。案内書を読んでいた家人が

          “「永観,おそし」ってどういう意味やろ? ”

と疑問を投げかける。 それを受け,当方は瞬時にもてる知識・教養(?)を絞りつくして。。。

        “阿弥陀の世界はすべての衆生を救い上げることにあるんやね。
               永観もはやく修行を満願成就し,弥陀の世界に来て衆生救済に精をだしなさい”

ということと違うか,と迷答。ナルホドと家人は納得したようで一難脱出。

寒空の善哉(ぜんざい)は美味かった。

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[ 2017/11/21 11:42 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

アリと万歩計

 朝,水をやりながらみるとはなしに白壁をみているとアリが活発に動き回っている。小枝の根元を見ると蝉の抜け殻がしっかりと。。。アリや蝉がいよいよ活発に活動する時期となった。

 アリはところ狭しと非常な速さで動き回っているが,そのエネルギー源は一体なになのか? 仲間のハチはロイヤルゼリーと聞いたことがあるが。。。ネットで調べたが明快な答えは得られない。

 相当な遠距離まで遠征するアリが道に迷わず帰巣できるのは,行路にフェロモンを付けていて,帰路はそのフェロモンを辿って巣に戻るらしい。しかし,砂漠にすむアリ(サハラ砂漠アリ)の場合には,砂にフェロモンをつけても一陣の風で飛んでしまう。砂地だけが広がる殺風景な砂漠で道しるべがなくなれば確実に道に迷ってしまう。。。

 砂漠で野垂れ死にすることなく帰巣できるのは,「万歩計」が体にそなわっているかららしい。歩いた距離は万歩計で,方位は3つそなわった複眼で太陽光の偏光状態からわり出しているらしい。 人間の場合だったらさしずめ万歩計とコンパスか。しかし水がなければもたない。そのあたり,アリはどうしているのだろうか?
 
[ 2017/07/11 10:32 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

クマと飽食

 クマに襲われたという事故を新聞やニュースでよく見聞きする。蕨(わらび)を採りに入った山中でクマに襲われたとか,最近では自生しているタケノコの一種ネマガリダケを採りに山に入って襲われたとか。ネマガリダケは味がよく,また高値で取り引きされることから多くの人がこの時期に山に入るらしいが,ネマガリダケはクマの好物でもあるとのこと。

 NHKの番組「ダーウィンが来た」を毎週欠かさず見ているが,生き物の生態がよくわかってたいへん勉強になる。クマに限らず,鹿,イノシシ等々の動物たちも子育てや自分の生活圏を守るために必死な毎日を送っていることがよくわかる。相手を傷つけるだけの無意味な喧嘩などはしない。

 飽食の時代といわれて久しいが,金さえだせば大抵のものは食せるし,味わうことができる。人間の食に対する欲望には底がないと言えばそれまでだが,「美味」とか「高値で売れる」といった理由でクマの生息域の食糧にまで手をだすことはないだろう。食べ物を横取りされたら誰でも怒るように,クマにとっても同じこと。

 人と動物の適度な距離感がなくなれば共存関係は全くの絵空事。クマに襲われるといったような事故は,知性ある人間の人間らしさを問うているとも感じられる。
[ 2017/06/02 11:27 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

観見の眼

 つい最近,夕飯がうまいのと温泉があるというのをうたい文句としているホテルへ一泊してきた。夕飯前に温泉にいくと,団体さんと思(おぼ)しき大勢の人が入っていた。さて,湯から上がって着替えようと脱衣場に行くと,剣道の試合でもあったのか歳は50歳前後と見える剣士が2人,剣道袴を床にひろげて丹念に折りたたんでおられる。そんなに広くない脱衣場である。湯上りの人で少し混み合っている状況にあるが,まわりの状況を気にする風でもなく慎重に畳んでおられる。おかげでこちらはなかなか着替えることができない。。。

 剣聖武蔵は五輪書の水の巻の中で

   『観見二ツの事,観の目つよく,見の目よはく,遠き所を近く見,近き所を遠く見ること兵法の事也』 

   『目の玉うごかずして,両わきを見ること肝要也』

と言っている。五輪書は剣を志す者なら必読の書だが,頭で理解しようとするなら嗅い素養が身に着つくだけで、なんの役にも立たない。周りに悪臭を放つだけ。それならむしろ読まない方がよい。常日頃の行動の端々に現れでてこそ剣技も深まるというものだ。

自己の世界に陶酔して,周りの惑迷に気が付かないようなら,いずれ大した剣士ではあるまい。。。

[ 2017/05/18 21:05 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

時間というもの

  『時間というものはない。
       あるのは事象の変化だけ』

なにで読んだのか忘れたが,含蓄のある言葉として印象に残っている。

たしかに時間の経過はわが肌身で感じとることができるが,未だこれが「時間」ですと抓(つま)んで見せられたためしがない。

屁理屈をこねると,「事象の変化がなければ時間は存在しない」 ということになるが,世の中変化がないということ自体がない。森羅万象,存在自体が変化を内蔵しているというか,変化そのモノ自体が存在と言えるのではないだろうか。。。

といったようなことをつらつら考えながらネットサーフィンしていたら,アマゾン奥地にアモンダワ族という小数民族がいて,彼らの文化には「時間」という概念が存在しないという記事を見つけた。何不自由なく暮らしているとのことだ。

時間の概念がないから,過去とか未来といった概念自体もない。したがって“後悔”とか“希望”といった考えもないことだろう。あるのは森羅万象の変化に対峙する自分だけ。。。これは大変主体的な生き方ということになる。まさに,禅でいうところの「即今只今」を地でいっている民族ということになる。 

  まだまだ鍛えんとあかんなぁ ...と,自戒と後悔しきり。

[ 2017/05/14 11:34 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

小学生以下の答弁

今日3時から始まった石原元都知事の豊洲移転問題についての記者会見を見た。

      「最高責任者としての責任は認めますよ」

ここまではよかった。 しかし話が各論に入ると、、、

トップクラスの専門家達が討議しあって結論をだしたものに対して非専門家である私がどうのこうの言えるわけが

ないと仰る。また、専門家や各司(つかさ)の長による専門的な議論を経て上申されてきた案件に対して、都知事と

しては裁可するのは行政の当然の流れでしょうとも。。。 


      ここで冒頭認めていた元都知事としての責任感はあとかたもなく雲霧消散 、、、 


都知事の仕事は、下の者が上申・裁可を求めてきた案件に判を押すだけで、その責任に関してはかかわった者

すべてにある、という理屈は少なくとも大の大人の言うセリフではないと思うが。これでは小学生以下の答弁とい

われても仕方がない。


「私財を擲(なげう)ってでもその責任は負います」 とまでの言明は期待しないものの、元都庁トップとしての自覚と

責任感は都知事を務めておられた当時からこの方には皆無だったのだろうか。。。

[ 2017/03/03 17:15 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

KENZOU

Author:KENZOU
こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

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