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Infinity

日々の雑感をそのつど綴っていこうと思います。

あなたの SINGS Webメールアカウントは一時停止されます !

タイトルのメールが届いた。
「あなたの SINGS WEBメールへのアクセスは、期限切れに近づいています。停止を避けるため、アカウントをアップグレードすることをお勧めします。アカウントのセキュリティを確保するため、今すぐアカウントをアップグレードして確認することを強くお勧めします。上のクリック: [a:http://・・・・・.khtrega.com]https://・・・.sings.jp/member/Welcome.do
確認とアップグレードの後、電子メール設定で追加のセキュリティ機能が有効になり、アカウントは再び安全に使用できます。よろしく」

よくある迷惑メールのたぐいで即ゴミ箱に捨てておけばいいのだが、一応念のため生協に確認してみた。

以下、生協インターネット事務局からの返信

『お送りいただいたメールを確認しましたところ弊社より送信しているメールではございませんでした。

弊社を騙った迷惑メールにあたるかと思いますので、今後は、メール文面にあるURLをクリックなどせず、

お手数ですが、破棄していただきますようお願いいたします。』

安心して件のメールをゴミ箱へ捨てた。

[ 2019/08/06 10:48 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(13)

今月は先生の都合で3回教室があった。従って、次回は8月末の1回だけとなる。課題の

         『剣号巨闕 珠称(夜光)』

は習作を6枚提出したがいずれも肯首(こうしゅされず)、字の空間配置やバランス等、いわゆる布置章法の観点

からのダメ出しを受ける。こちらが気にしている点(例えば字の姿とか色々)とご指摘を受ける点がまるで違うので、

プロの目とはそういうモノかと勉強になる。ご指摘の点を意識しながら10枚近く教室で書く。これを清書にしましょう

となったのが写真左の習作。


清書                     手本

続いて次の千字文の10枚目の課題を頂く。自宅で半紙に10枚ほど練習し、その中のましな1枚がコレ。「果」の

縦棒が少し曲がってしまった。意識して書くとロクなことはない。。。まぁ、このあたりの相克も慣れてくると穏やか

になってくるだろうと楽観的に捉えることに。

IMG_7305.jpg
習作                    手本

      『これで10枚になりましたけど、次はどうされます』

      「はい、この続きで行書をやりたいと思います」

というやり取りがあり、いよいよ行書に進むことに。

[ 2019/08/01 11:27 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(12)

過日(7/23)の書道教室で課題の千字文

     「麗水玉出崐岡」・・・(金)ハ麗水ニ生ジ、玉ハ崐岡(コンコウ)二出ズ

の習作をご覧になり、
    
     『端正になってきましたね』

とのお言葉を頂く。先生が教室のみんなによく言われているように、 

     『書は慣れですよ、慣れ。何枚も書いて練習を重ねることが大事です。』

初心のうちはとにかく理屈をこねずに「数」をこなせということか。少し筆使いに慣れてきたことが僅かながら

実感する今日この頃である。

さて、提出した習作5枚はダメだしもあり、教室で清書に励むことに。7,8枚書いた中から3枚選定する。その3枚

を机に並べられて

     『みなさんどれがいいと思われますか、勉強です、言ってみてください。』

と品評。之がいいですとメンバーに選ばれたのが下の写真。

     『水の左払いが少し下に懸りすぎていますが、玉がうまく書けているので救われていますね、これを清書に
      しましょう』

となった次第。まぁ、自分としては満足できるものではないが、これ以上やってもあまり変わり映えしないと思ったの

で静かに了解する。


清書                     手本

ということで次なる課題

     『剣号巨闕 珠称(夜光)』・・・つるぎを巨闕(きょけつ)となづけ、たまを夜光となづく

を頂く。“剣は巨闕と呼ばれたものが名高く、珠は夜光と呼ばれたものが名高い”という意味らしい。その意を受け、

少し力強く書いてみた。

IMG_7304.jpg
習作                     手本

[ 2019/07/26 12:04 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(11)

今回はなにを言われるかな?といつも楽しみと不安が交錯するが、今回は文字の空間配置と結構についてのコメント

があった。まぁ、そんなことは一応分かっているつもりだったが、書に現出していなければダメである。そこでその

コメントに従い、教室で千字文の「露結びて霜となり・・・」の6文字を半紙に10枚程度書いた。それをご覧になり、

写真左の書を清書としましょうと相成った。

IMG_7289.jpg
左:清書  右:手本

次の課題として

          「麗水玉出崐岡」・・・(金)ハ麗水ニ生ジ、玉ハ崐岡(コンコウ)二出ズ

を頂く。早速自宅で10枚ほど書いた内のましな書が左の写真。

IMG_7291.jpg
左:習作  右:手本

さて、次回はどんなコメントがでて来るやら。。。

[ 2019/07/09 17:20 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

物あふれ心さまよう

タイトルは白洲正子・河合隼雄「縁は異なもの」(光文社,2007)から取ったもので、大変示唆に富んだ対談の

一部をピックアップすると ----

白洲: 物が無い、すくない、貧しいから頑張ろう、ということで日本の考え方がつくられてきた。

それなのに急激に物が豊かになったでしょう。そうすると、これほど物が豊かになった時に、宗教、倫理、教育

とかがどうなるかというのは、日本人のはじめて経験することじゃないでしょうか。

河合:日本人は、物と心を分けていないんです、日本の伝統では。例えばもったいないっていうのは、物を大切

にしているだけじゃなく、心を大切にしているわけです。ごはん一粒でも大事ですよ、という言い方で心のことを

教える。それから日本の伝統的な、それこそ作法なんか考えたらわかると思いますが、型から整えていったりし

ますよね。型が整えば心はついてくるっていう、これは日本の考え方なんです。

白洲:そうですね、物と心が一体でしたね。

河合:戦後なんかものが全然無かったから、物があればもっと心の方もうまくいくと思った。ところが、われわれ

が手本にしている欧米の方は物と心を、がっちり分けてる。分けたから、自然科学も発達し、テクノロジーも出て

くる。その物と心を完全に分けて、物の世界をどんどん豊かにしていくことを日本は取り入れたわけですが、日本

の伝統が合わないわけですよ。この難しさがね、あらゆるところにでているように思うんです。

白洲:物の中に心があると考えていたのが、いきなり分けろって言われたって、そりゃ無理な話で。私なんかお能

してますとね、型の中に心があるんですよ。それが表へ出るんです。それを出さないで、今は型ばっかりしてる

ようなんですよ。あんまり心に構わないでね。そういうふうになっちゃ、もうおしまい。もう少し、自由に考えたら

と思います。

河合:そういう日本の伝統が僕らにまだ生きとるんです。ところが、物、例えば大量生産は、心なんかよりも物を

確実に把握してるから出来る。これは大変なことになった、考え直さなくっちゃ、とみんな思わなかった。物さえ

あれば幸福になる、って僕ら思ってたわけですから。

----

白洲正子の

     『型の中に心があるんですよ。それが表へ出るんです。』

のフレーズが印象に残る。

例えば、居合も型稽古を積み重ねていくと演武する型の中に自然とその人の境涯といった精神的なものが

のにじみ出てくるといったところだろうか。

[ 2019/06/30 18:05 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

居合のイメージトレーニング

 我が⼤⽇本居合道協会も令和に⼊った今春から猛烈な勢いで居合の稽古が進みはじめた。

⼊⾨して未だ1 年余のカルチャーセンター第1期生3名に見込みありと判断されたのか、あるいはラフでいいから

一通りの業を稽古させておこうと親心で判断されたのか、その辺りのことは不明(←前者は怪しい)だが、稽古した

業の本数は戸山流と無双直伝英信流合わせて実に72本に及ぶ。もっとも稽古の粗密さは「業」によってバラつき

があり、英信流の奥居合の部などは先⽣の模範演武をほんの数回模倣しただけで、まだまだこれからといった状況

ではある。

 ・⼾⼭流・森永派・・・基礎居合:6本、本居合:8本
 ・無双直伝英信流・・・抜⼑法・初伝:7本、奥伝:4本
 ・無双直伝英信流・・・正座の部:11本、⽴膝の部:11本、
            奥居合の部・居業:11本、⽴業:11本、番外:3本

 さて、記憶力の衰えを実感する今日この頃、道場で習った居合の業を⾃宅で反復稽古しようとしても狭い部屋

の中で居合⼑を振りまわすわけにもいかず、どうしたものかといろいろ思案してみたが、「イメージトレーニング」

をやろうという結論に思い至る。頭の中で居合のイメージを浮かべるだけなので、机⼀つのスペースで⼗分。

もっとも、実技として木刀でもって技のポイントを確認しておくことも有効である。イメージが途中で消散すれば、

テキストを読み返したり、あるいは模範演武のDVD を⾒ればいい。そういうことを繰り返していくうちに次第に

頭に定着していくだろうとの楽観的立場である。

[ 2019/06/25 18:11 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(10)

光陰矢の如しで、きょうは書道教室の日。

千字文の課題 『調陽雲騰到雨』の練習も少し食傷気味となってここ2,3日筆をとらず。以前書き溜めておい

た習作を5枚ほど持参。

  『書が安定してきましたね。転折、収筆はなかなかいいですよ。ハネはまだ少しバラつきが見られますが、

   筆を少し曲げて書いていけばいいですね、「陽」のこざとへんの縦棒の収筆の団子はダメです。力を入

   れずに、力を抜きながら筆を少し逆走すればいいのです。』

分かってはいるのだが、意識するとつい力みが入る。まぁまだ修練が足らんということだろう。。。 

  『今日仕上げましょう。いま申し上げたことに注意してください。できますね。』 

  『はい』

と返事はいい。

さて、縦棒の団子ができずにうまくいったと安堵した矢先、つづく後の字で失敗したり。。。と苦闘が続くが

なんとか時間内に5枚ほど書き上げた。

  『これがいいですね。調の周の字が少しおかしくなっていますが、いいでしょう。清書にしてください。』

  『分かりました』

と二つ返事。本人はあまり良い出来ではないと思ったが、先に進まねば。

(※写真左:清書 右:お手本)
調陽


次の課題

  『露結為霜金生』・・・露は結びて霜と為り、金は(麗水)に生じ

をいただく。早速自宅に帰って5,6枚練習する。バランスを取るのに苦労するが、比較的マシにかけた1枚が

これ↓(写真右はお手本)

露結

漢字の書をやるからには漢文も少し勉強しておかなくてはと、懐かしい高等学校の漢文の授業を思いだし

つつ、「三輪邦実の漢文教室」(旺文社、2015)等のテキストを紐解き始めている。

[ 2019/06/25 15:55 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(9)

今日は書道教室の日。千字文の課題「閠余成歳律呂」(ジュンアマリテトシヲナシリツリョ)の習作を5枚ほど提出した。

手渡されたお手本の書はボテッとした感じでどうも気に入らない。そこで小野鵞堂の「三体千文字」などのテキストを参考にしつつ練習を重ねた。

転折は鋭く、止めは力を入れず。。。といったコメントをいただき、この一枚は残しておいて下さいとなったのが左端の写真。

楷書の転折の仕方もいろいろあり、止めもぐっと力を入れてメリハリを利かした書体を見かけるが、ここは素直に了解しておくことにした。

5/28のスタートライン時のとあまり代わり映えしないが、まぁそんなものだろう。


次の課題は上の続きとなる「調陽雲騰到雨」(ヨウヲトトノウ クモノボリテアメヲイタシ)。

お手本は右端の写真。早速半紙に5,6毎書いてみたが、一番マシなのが真ん中の写真。

IMG_7278.jpg
[ 2019/06/11 19:59 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(8)

="IMG_7258.jpg"
今日書道教室があり,千字文の『暑往秋収冬蔵』の習作を5枚ばかり提出した。

提出した書を鋭い目付きで次々とご覧になり,次の講評を受ける。

 『どれも収筆のコブがありますが,このコブは全体の雰囲気を重くしますね。
 
  筆を抑えるのではなく,軽く浮かして少し逆走させるのです。

  それと「暑」の下の「日」の転折をしっかり書いてください。。。

  この一枚は比較的よくできていますね。「秋」の4画目の収筆や右払いは

  大変結構です。』

少しでも褒められると不思議に自信がつくものである。

課題をクリアーしたのかどうかわからないが,とりあえず先に進みたいので

次の課題

      『閏餘成歲律呂』(ジュンヨセイサイリツリョ)

をいただくことに。

自宅に持ち帰り,早速5,6枚書いてみたが,人の書をそっくり真似て書くというのはホトホト難しい。特長を掴んで

自分なりに書けばストレスも感じずにスムーズに書けるが、それでは身についているクセの修正ができにくいといっ

たところか。。。 いずれにしても未だ基礎訓練期間である。

といったところで,戴いた課題を収筆だんごや転折のメリハリに気を配りながら書いてみた。比較的マシに書けた

一枚(写真左)をスタートラインとして載せておこう。写真右はいただいたお手本。

     また,格闘が始まる。。。。

IMG_7259_20190528175650b86.jpgIMG_7260_20190528175652464.jpg

甲骨文字の「無」の習作は出品料を添えて提出した。

[ 2019/05/28 18:27 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(7)

4月上旬頃,書の先生から

   『中国の長安華厳寺の再興支援写経奉納があり,今年で7回目を迎えますが,みなさんよければ

   奉納していただくと嬉しいです。奉納出品料は3,000円です。写経は正副2枚1組で,般若心経。

   華厳経を希望されていますが,「心」「空」などの一字書も歓迎とのことです。応募締切は7月20日
   
   となっています。』

というお話があり,折角なので奉納しますと返事しておいた。

前回の練習日(5/14)にメンバーの一人が早速般若心経の写経作品を持参されたので,こちらもいよいよその準備をしなくっちゃといろいろ想を錬ってみた。。。

昔,禅寺で般若心経を写経したことがあるが,今更細かい字で般若心経256文字を書くのは全然気がすすまない。

さぁーて,どうしようかなと思い巡らしたが,「無」の一文字を奉納しようと思いたつ。

そこで,早速,楷・行・草の書体を見てみたが,まだまだ表現力が乏しい身の上,ものまね的な書では面白くない。。。と逡巡。

一層のこと漢字のふるさとである甲骨文字の「無」に挑戦してみようという気になった。

昔買っておいた「大三島」という半切の和紙を引っ張りだしてきて1/5程度のサイズに切り分け,筆を変え,墨の濃さを変えながら数十枚ほど書いてみた。気合も尽きかけてきたので書いたものの中から正副選んだ2枚がコレ↓

明日の教室に持参しよう。

甲骨文字の「無」は人が袂に飾りをつけて舞っている形を表している。「無」と「舞」とはなんの関係があるのかなと疑問に思ったが,

   『本来「なし」という意の字はないから「舞(ぶ)」の音を借りて表した』(「字源辞典」角川書店)

とのこと。「無」は「舞」の音を借りたいわゆる仮借文字に当たる。

甲骨文字-無  甲骨文字-無2

亀の甲羅や牛骨に刻された甲骨文字は今から三千年以上も前の中国,「殷(いん)王朝」の時代に生まれ,現在確認できる最古の漢字とされている。

落合淳思「甲骨文字の読み方」(講談社現代新書)などによれば,甲骨文字は,ほんの一部の文字(固有名詞?)を除いて完全に解読されているとのこと。

その字姿が三千年の時空を飛び越えて現在にも脈々と受け継がれていることには改めて驚く。
甲骨文字
前掲した落合氏の本によれば

①の甲骨文字は刀で何かを二つに切り分けている状況を表しているので「分」となる。

②は人が木にもたれかかって休んでいる形であるので「休」となる。

思わず吹き出したのは④の「既」という甲骨文字。③は人が食事しようとする形を表し,食卓に「即(つ)」くということで「即」の漢字となっていくというのはわかる。

問題の④

『顔を食器と反対側に顔(⊂)を向けている形が加わったものは,既に食べ終わったことを表しているので「既」である』

この字体の素直さに思わす大笑いすると同時にますます親しみが増した。。。

[ 2019/05/27 15:23 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

神道無念流・戸山流居合の演武をDVDへ

4月の下旬頃に先生から

大日本居合道協会のオーストラリア支部から,前回送った演武DVDが大変わかりやすく好評とのことで,今回また新たに「神道無念流」と「戸山流森永派・山口派」のDVDを送って欲しいという要望がありましてね,またビデオ撮りをお願いしたいと思っているんです。』

とのご相談を受けた。

わかりましたということで,撮影日は5月13日に決まる。

当日は快晴で30度を超える真夏日。お昼の1時過ぎから道場で撮影を開始。
969.jpg
シ~ンと静まり返った道場に先生の静かな息遣いが聞こえる。ときたま近くを走るバイクの音も聞こえたりして。。。

当方はファインダーと睨めっこ。。。

先生の演武を卒なく撮るのに精一杯で,遺憾ながら先生の技を観照する余裕などはない。

今までの撮影経験を活かして演武の進行はスムーズに進み,撮影は恙無く終了。

当日の演武内容は次の通り。

  ●神道無念流統合十二剣 表 (長崎県大村藩 齋藤歓之助伝授) 12本
  ●戸山流森永派・本居合 8本
  ●戸山流山口派・初伝 8本
  ●戸山流山口派・奥居合 10本

次の仕事は自宅に帰っての編集作業。

Movie MakerやDVD Flickなどの編集ソフトの使い方も少しは慣れてきたようで,前回よりもミスが少なく作業が進行し,2日間足らずで編集を終えることができた。早速,試作版(Prototype)をDVDへ焼き付ける。

次回5月16日の稽古日にPrototypeのDVDを先生にお渡し,仕上がりの確認をいただく予定。

[ 2019/05/15 13:08 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(6)

前回の書道教室(4/23)でいただいたお手本-天空には綺羅星のごとく星が一面に煌き,寒さが来れば-といった意味の

           『辰宿列張寒来』(しんしゅくれっちょう かんき)

を半紙に約120枚ほど書いて練習し,その中から5枚ほど選んで昨日の教室へ持参。

開口一番
        「まぁ,墨の色がキタナイですね。これは看板の色ですよ。」

とのお言葉に対し

        「エッ? ただ黒いということですか」

と聞き返したが,腹の中ではさすがと!感心した。

いまの段階では墨色云々より筆使いに慣れるのが大事と思い,墨を擦ったり硯を洗う手間を省くために安い墨汁を使うことにしたのだが,確かに墨の発色はただ黒いだけで味わいはない。そこを鋭く突かれた訳で,真剣に見られているなぁ~と感激。

さて,課題の 『辰宿列張寒来』はいろいろ細かい点でのダメ出しがあり,もう少し練習してくださいとのこと。

エッ!また次の教室までこの練習か。。。と一瞬うんざり気分が沈んだが,ままよと気を取り直し5,6枚練習したところで時間がきた。

スッと先生が横に来られていま書いたものをご覧になり

         「あっ,ずいぶん良くなりましたわね。これを清書にしましょう。」

と相成った。人間の気分というのは現金なもので,途端に気持ちは爽やかに。。。

ということで次の課題

       『暑往秋収冬蔵』(しょおうしゅうしゅうとうぞう)
       (寒さが来れば-暑さは去り,実りの秋は収穫し冬はこれを貯蔵する)

をいただく。


※清書とお手本

[ 2019/05/15 09:26 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

野に咲く一輪の花

近場を散歩していると道端にニョッキリと背を高くして目をなごませてくれる花がいたるところに咲いている。近寄って眺めると雌しべ,雄しべが大変面白い形をしていて,天然の造形というのは大したものやなぁ~と思いながらいろいろ想像をふくらませたり。。。

書を練習するにも一輪の飾りがあれば,墨と紙の白黒の世界の雰囲気も少し変わるかと思い一輪摘み取り持って帰った。




ところでこの花の名は? ということで手元にある「花色図鑑」で調べてみると「アイスランドポピー」であることがわかった。花弁は紙をもんだような独特のシワ。大きい雌しべの柱頭のまわりに多数の雄しべが密集。

IMG_7239.jpg


雌しべの柱頭の中心から9本の筋が伸びているが,この筋の交差角はすべて360度÷9=40度と規則正しく,乱れはない。

アイスランドポピーは花が咲く時には真上を向くという性質があるので,重力の影響が均等になり筋も均等角度で規則正しくつくのかな。。。などと想像をふくらませるのも面白い。

IMG_7242.jpg


早速,机に一輪飾って課題の千字文を練習してみた。一輪の花でも雰囲気は華やぐ感じ。

          Thank's Iceland poppy!

IMG_7247.jpg

[ 2019/05/07 11:47 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

筆架自作

以前から持っていた筆に加え,書道教室に行くことになって新たに購入した筆も加わり,筆の数が結構増えてきた。

先般,孫を連れて帰省した長女が小生の筆の数を見て

    『沢山もってるなぁ~,そんなに沢山いらんのとちがう。2,3本で十分と思うけど』

とのたまう。確かにそうなのだが(汗;)腕のことはさておき,ついつい欲しくなってしまうクセはいかんともしがたく,あれよあれよという間に羊毛,鼬(いたち),山馬などの筆が新たに15本ほど増える。とりあえず今のところこれ以上の購入欲は小康状態にあるので一段落といったところか。。。

さて,筆の本数が増えてくると市販の筆架(12本吊り下げ可)だけでは間に合わない。さりとて高いお金を出して新たに購入するのも面白くない。ということでDIY・自作することにした。板切れとL字ネジ釘などの材料費は〆て1000円程度と安上がり。これで16本の筆を吊り下げられる。

筆にはそれぞれ個性があるようで,書き味がそれぞれ微妙に違う。また,同じ筆でも墨を含ませる量で変わるし,時間の経過による墨の濃さでも変わる。当然,紙の材質によっても変わる。

いろいろな条件に気を配りながら書の練習に励んでいる昨今である。

筆架自作  筆架自作_1

[ 2019/05/02 20:58 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)

書を習いに(5)

千字文 

『天地玄黄 宇宙洪荒 日月盈昃』(てんちげんこう うちゅうこうこう にちげつえいしょく)

天と地の間には様々な色が満ち溢れ,宇宙は果てしなく広大である。日は昇り西に傾き,月は満ち欠けするといった意味か。この中の後半6文字の『洪荒日月盈昃』に挑戦。

文意からして,気持ちを広く大きく構えて紙に墨を落とさねばと,気持ちだけは一人前に半紙に都合約100枚程度書いてみた。その中から6枚ほど選んで本日持参。

それをご覧になられて先生曰く

          『どれがいいですか?』

とこちらの鑑定眼のチェックか!? う~ん。。。と6枚を眺め比べ,それなりに御託を並べて2枚を選択。

この選択は良かったようでホットと胸をなでおろす。

A,B(下の写真の左と右)2枚を前方の白板にマグネットで留められ

     『皆さんAとBのどちらがいいと思われますか?』

とメンバーの意見を聞かれる。A:B=2:2とevenになったが,改めて眺め直してAを選び直し,

結局A:B=3:1でAが過半を占める。先生の講評が続く

   『Bは点の格好,はね,払い,結体のバランスがよくありませんね。Aを清書としてください。』

ということで,次の千字文のお手本『辰宿列張寒来』を渡される。

洪荒日月


『辰宿列張寒来』(しんしゅくれっちょう かんき)

天空には綺羅星のごとく星が一面に煌き,寒さが来れば(暑さは往く)といった意味だろうか。

これも気合を入れて書かねばならぬ,とお手本を見ながら7,8枚書いたところで時間がくる。

先生から「列」のはね,「寒」の点,「来」の止めがダメですねとダメ出しを受ける。

   『一文字書き終わるまで墨継ぎはできませんね。次第に筆の墨含みが悪くなって筆鋒が
    乱れてくるのですが。。。』

と泣き言をいっても一顧だにされず

       『それは練習で克服しなければなりません。』

と筋の通ったご指導が返ってくる。

ということで,紙に墨が吸い取られる具合を勘案しながら漢字一文字を書いていかねばならないと,

新たな課題への挑戦が始まる。。。!?

辰宿列張

[ 2019/04/23 15:28 ] 日常雑感 | TB(0) | CM(0)
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KENZOU

Author:KENZOU
こんにちは,KENZOUです。日常の思いついたことやいろいろなことを写真と共に綴っていこうと思います。また、理系に興味のある方は「楽しい物理ノート」を公開していますので、そちらの方も覗いてみてください。

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